プラモで見る60年
先日のホビーショー内で、「国産プラモデル誕生60周年 プラモで見る60年」という展示がありました。※本日の写真はクリックで拡大します。
世界初のプラモデルが1936(昭和11)年、日本初のプラモデルが1958(昭和33)年に作られたそうです。その記念すべきプラモがこちら。と言っても、箱を見て分かる通り復刻版ですが。
金型も展示されていました。こちらはオリジナルでしょうか。周囲にランナーがないのが、ちょっと驚きです。
プラモ史の年表が貼られていましたが、アオシマの創立が一番古く1924(大正12)年いというのは意外でした。後にハセガワ、タミヤ、マルサン、イマイ、フジミ、バンダイと続き、ここまでで1950(昭和25)年。プラモ前史として木製模型からスタートしているので、各社ともプラモの歴史より長いんですね。
年代ごとにプラモが展示されていて、自分が生まれる前の分は「こんなだったんだ」って感じで見てましたが、後半は「自分が作ったヤツないかな?」って視点になるから面白い。これ、年寄りほど楽しめる展示ですね。中学では吹奏楽部だったので、これ作りました! いや、自分はクラリネット担当だったんですけどね。楽器プラモってテナーサックスしかなかったので。
これも作ったなぁ。アニメ本編でゼントラーディーの兵士が遊んでいたミンメイ人形が、実際にプラモで出た時には「おぉ!本物だ!!」と思ったものです。
ヤマトの小さいメカコレとか、初期のガンプラは中学~高校の頃にずいぶん作りました。
この辺から改造やディティールアップということを始めたような。
中に一つだけ、「欲しい!」と思うものがありました。こんなの出てたんですね。
検索したら各社から出ていたようですが、ヤフオクでは結構な落札価格になっていました。そのうちどこかでデッドストックとかに出会えると良いな。
年代順に並んだ展示の反対側には、プラモ屋さんを模した展示になっていました。懐かしい雰囲気ではありますが、本当のお店はもっと雑然としているような。
“ふらっと”さん的には、この辺のお城やお店が懐かしいらしい。
これらの展示物は、主に海洋堂のセンム提供らしいです。※こちらの画像のみ、クリックで元ツイートにリンクします。
さすがセンム、すごいコレクションです。
自分が作ったり未だに積んでいるプラモでも、ここに展示されていないものも沢山あります。この展示は60年の歴史のほんの一部なんですよね。でも、見る人によって懐かしいものに出会える、良い展示だったと思います。
(byぶらっと)
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コメント
あぁこんな素敵な展示があったのですね。
年寄りなので行っておくべきでした(笑)
エアロスバルは有井製のを持ってますが
元々の金型は別の会社のものかもしれないです。
投稿: JET | 2018年10月 1日 (月) 07時05分
>JETさん
事前にお知らせblogとか書ければ良かったんですが、私も行ってみて知った次第で。
年寄りはともかく、作ってきた人ほど楽しめるのは確かです。またあるかもしれないので、その時こそ!
エアロスバルも押さえているとは流石です。
私は車のプラモばかりに気が行ってしまっていました。(><)
投稿: ぶらっと | 2018年10月 1日 (月) 23時07分