スバルビルが解体へ
数日前に現場を訪れた方がツイートされていましたが、昨日はネットニュースにも取り上げられました。スバル本社の移転からずいぶん経ちましたが、ついに解体が始まるそうです。
「新宿の目」は残す方向で検討中とのことですが、慣れ親しんだものだけに心配です。
同じ彫刻家、宮下芳子さんの作品はスバルビルの内部にもモザイクの壁画があったんですよね。昨年、スバルビル解体の噂が出た際に宮下さんのサイトを見て知りました。
写真を見る限り何度も通った場所っぽいのですが、まったく意識していなかったので記憶に残っていません。いつか見に行こうと思いつつ、ショールームがなくなったらスバルビルに立ち寄らなくなっちゃって今に至ると。orz
先日、東大の学食にあった壁画もビルの建て替えに伴い廃棄されて話題になっていました。建築物などに付随することも多いパブリックアートの宿命でもありますが、アート作品はできるだけ救ってほしいものです。
「新宿の目」だけでなく、壁画も併せて保存されることを祈ります。
(byぶらっと)
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コメント
東大の学食にあった宇佐美圭司さんの絵画は壁画ではなくて、取り外し可能なものだったんですよ。分割して運ぶのも可能だったらしいです。それを確かめもしないで破棄するなんて(怒)。多摩美時代にお会いしたことがあるので悔しくてたまりません。
投稿: MICCHAN | 2018年7月20日 (金) 06時58分
>MICCHAN
壁と一緒に崩れてしまう作品かと思っていましたが、そのまま回収可能だったんですね。
面識のある方の作品だったとなると、悔しさもひとしおでしょう。どこかで誰かが止められなかったかと思うと残念です。
震災や戦火などで失われる作品はいかんともし難いですが、救える作品を不見識で破棄するのだけは止めてほしいです。
投稿: ぶらっと | 2018年7月21日 (土) 00時31分