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2018年6月11日 (月)

作ってみる~とんがり帽子のメモル(7)

ワンフェス2018冬で購入したCARREYさんのメモル、やっと完成です。
オープニングの♪まるでタンポポの綿毛♪をイメージしたベースは、10年越しで実現できました。Cimg6996※本日の写真は全てクリックで拡大します。

一応前回の状態から、地味すぎる体の塗り直しもしたのですが、ほとんど分かりませんね。色味が暗いのを明るくすれば良いかと、一度明るい黄色で全体をオーバーコートしてみました。少し明るい雰囲気にはなったものの、今度は塗り分けているはずの衿・袖・裾が体とほぼ同じ色になっちゃって、これまた失敗。仕方ないので塗り分け部分に白を細吹きして元に戻しました。
白に赤で影吹きしていた元の状態に戻ったというより、赤茶色が透けて見える白になったので、手間の分だけ元よりはマシになった...と思いたい。まったく納得いっていませんが、キリがないのでこの辺で終わりにしました。Cimg7000「自由な色でOK」と思うと、色を決めるセンスのなさが痛いほど実感できて辛いです。
アニメ設定と違う色で塗っている方や、オリジナルフィギュアを原型師さんの作例とまったく違う色で塗る方って、本当にスゴイと思います。

ベースは、春先のタンポポ開花シーズンに用意しておいた綿毛のドライフラワーです。せっかくたくさんできたので、周囲にも配置しました。綿毛同士がくっつかないようにするためには結構な面積が必要になるので、無駄に広くなる円形のベースは諦めて、たまたま家にあった長方形のベースで済ませることにしちゃいました。Cimg7008ベースはオイルステインの赤みがかったマホガニーで着色・ツヤ出ししています。

綿毛の軸は2mmのプラ棒ですが、載っている綿毛が軽いので問題なし。
厳しいのはメモルの重量が掛かる1本です。メモルの重量を支えるため、この1本だけは3mmのアルミパイプにしました。が、アルミパイプとメモルの間の3~4cmほどは、実質的に1mmの針金1本なんですよ。綿毛なんて支えの足しにならないですから。\(^o^)/Cimg7005しかも、髪の毛のボリュームで重心が後ろに寄っているので、この針金がしなってます。ギリギリで支えてるので、ヒヤヒヤものです。Cimg7001まぁドキドキしながらも、飾ってみると狙いどおりカワイイ。色は微妙になってしまいましたが、メモルの造形の良さに救われています。
そして、完成してみるとワタポコのフィギュアも欲しくなりました。Cimg7004

(byぶらっと)

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コメント

綿毛!綿毛凄いです!!!!
こんな方法があろうとは!
メモルもかわいい~!!

投稿: かめ | 2018年6月12日 (火) 21時12分

>かめさん
ありがとうございます。
CARREYさんのメモルが可愛かったので、ベースも頑張っちゃいました。

本当はもっと丈夫なもので作りたかったのですが、他のもので代用するにはタンポポの綿毛は繊細過ぎました。
苦肉の策で本物を使いましたが、上手くいって良かったです。
メモルの重さでユラユラ揺れる様は、心臓に悪いリアルですよ~。

投稿: ぶらっと | 2018年6月13日 (水) 00時26分

とんがり帽子のメモル素敵な作品ですね!

ズバリお聞きしてしまいますが

製作依頼などは受けていらっしゃるのでしょうか?

投稿: 坂 | 2018年7月10日 (火) 05時22分

>坂さん
ありがとうございます。
このメモルは色やベースなどチャレンジした作品なので、お褒めいただくと嬉しいです。

さて、せっかくのお問い合わせですが、制作代行は受けておりません。
我流なので仕上がりのクオリティにバラツキがあり、他人様の大切なフィギュアを代わりに作って満足いただけるとは思えないので。

大事なフィギュアを綺麗に作れる自信がなくて、作らず仕舞いになる気持ちも分かります。うちにも「もっと上手くなってから」と積んであるキットがたくさんありますから。
でも、自分で作った方が愛着が湧きますし、原型師さんがこだわった細かい造形に気づくこともできます。
最近は模型製作スペースも増えてきています。(こちらをご参照ください。)作り方も相談できるようですし、ぜひご自身で作られることをお勧めします。

投稿: ぶらっと | 2018年7月10日 (火) 20時10分

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