後宮の烏
先日twitterで流れてきた文庫本の宣伝。
暇つぶしの軽い気持ちで、試し読みをしたらスルスル読めちゃうわ、続きが気になるわで大わらわ。(´Д`;≡;´Д`)
夕方近所の本屋で購入し、その日のうちに読み終わりました。(笑)
集英社のオレンジ文庫なので乙女向け小説ですが、古代中国風の後宮を舞台にした怪奇&ミステリーが面白かったです。小野不由美の『十二国記』を思わせますが、あそこまで大河ドラマではありません。
登場人物の個性もよいですし、会話が軽妙で読みやすい。設定もなるほど~って感じでした。(あぁネタバレ出来ないo(`ω´*)o) 逆に一冊でそこまで明かしてしまうのは勿体ないような気がしました。事件を通して人間関係も秘密も少しずつ進展させても良かったんじゃないだろうか。
続々重版中らしいので、きっと続巻へと続いていくと確信しています。同時にコミカライズもされてるようですし。
舞台が後宮なので話の膨らみ方が難しいような気もしますが、出来れば登場人物ももっと増やして人間関係ももうちょい複雑になって欲しいですね。続きが楽しみな本に出会えました。(^v^)
(byふらっと)
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