« 彼岸花が絶滅の危機! | トップページ | レザークラフト修行中② »

2017年9月20日 (水)

「火花」読了

Hibana言わずと知れた、一昨年の芥川賞を受賞した作品です。

作者の又吉直樹氏はお笑い芸人さん。(ですよね?) アニメとニュースしかテレビを見ない私でも、流石に名前くらいは知っています。(どんなネタをやるのか、どんな番組に出ているのか等はまったく知りませんけど。)
いつもの“ふらっと”の友人が貸してくれたそうです。どういう意図かは聞いていませんが、たまにはまともな文学作品でも読めってことかな。

文庫版で追加されたエッセイを読むと、又吉氏は相当な読書家だというのが分かります。そんな氏が書いて芥川賞を取るだけあって、とにかく文章が綺麗という印象でした。
普段は日本語の言い回しが怪しかったりするのが当たり前なラノベばかり読んでいるので、きちんとした日本語の文章を読む快適さというのを改めて実感しました。

内容は...正直なところ読んでいる間は何が面白いのかまったく分かりませんでした。(^^;)
若手お笑い芸人が、売れない時代から少しずつテレビなどで知名度が上がるまでのお話。強烈な個性の先輩芸人を通して常に自分を見直す...的なお話なんです。
書き出しの一文から私小説風の内容まで、正に芥川龍之介が活躍した時代の純文学。お笑い芸人の葛藤などが描かれていて興味深くはありますが、映画化するほど面白いのかとなると、すっかりラノベ脳になっている私には理解できませんでした。

ただ、読後にじんわりと人それぞれな人生のあり方について考えさせられました。そういう影響力はあるようです。
綺麗な文章で読んでいて気持ちよかったのは確かなので、たまには純文学も良いですね。

(byぶらっと)

|

« 彼岸花が絶滅の危機! | トップページ | レザークラフト修行中② »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「火花」読了:

« 彼岸花が絶滅の危機! | トップページ | レザークラフト修行中② »