「外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常」読了
タイトルが長い! そして、タイトルだけでほぼ内容を語っちゃっています。
タイトルをちょっとだけ補足すると、ハセガワノブコさんは重度の腐女子。
中学生の頃に親の転勤でアメリカに連れて行かれ、アニメ誌等を日本から直送してもらう条件として学業に励んだ結果、エリート大学を卒業するまでに。
大学卒業後はアメリカでのエリートコースになど目もくれず、アニメとイベントのために日本で就職。会社での人付き合いよりプライベートでのアニメ・イベント・オタ友との付き合いを優先するという腐女子の鑑のよう。
話は面白いし、主人公の気持ちも非常に共感できるので、読んでいて引き込まれます。
文章も(たぶん)わざとオタクのマシンガントークのように書かれており、話題もいつの間にかすり替わっている始末。そんなだから、一つ一つ理解しながら読むというより、怒濤のごときしゃべりを聞いているうちに読み終わってたという印象です。オタク社会に特有のエピソードなどもなかなか面白かったです。
これを一般の人がどう感じるかはオタクな私には分かりませんが、オタクな人にはお薦めです。ただし、主人公が「俺の妹が~」の沙織バジーナ以上にエグゼクティブでセレブ人脈豊富な人なので、その浮き世離れした設定も抵抗なく楽しめる人限定ですよ。w
こちらも続編が出ているようです。これは読んでみたいかな。
(byぶらっと)
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