化繊の長着
ネット広告で男着物の加藤商店という京都の呉服屋さんが表示されたので、どんなお店だろうとサイトを見てみました。
化繊なら仕立代込みで\25,000とお手頃だったこともあり、吊しやリサイクルのリフォームだけでなく、自分サイズの着物というのを試してみようという事になりました。
5月1日発注で、納品が6月14日の約6週間。週末になったので、さっそく試着してみました。帯はネットのリサイクルショップで\900という格安価格だった正絹の角帯です。
通販サイトでは、身長、体重、胸囲、ウェスト等と裄丈を伝えるだけで仕立ててくれます。それでサイズがピッタリになるのか不安でしたが、さすがは男着物を専門とするだけあります。まさに「あつらえたよう」ですよ。
ただ、化繊の単衣に慣れてない所為か、腰紐を結んだ段階で背中心が左にずれる不思議。3回くらい着直して、やっとなんとかって感じでした。
「化繊なんか着物として認めない」という着物警察の方もいれば、「安いし洗えるし、気軽に着られて便利」という着る人を増やしたい肯定派の方もいます。
余程の目利きでなければ、触らずに見ただけでは正絹と化繊の見分けは付かないとも聞きましたが、まぁ分かるよね。(^^;) 「紬風」という見た目もわざとらしいし、匂いも違うし。まぁ、そこは承知で購入したので、割り切りですよ。汚れても構わないくらいの勢いで着て、とにかく慣れるのが目標。
これとリサイクルで買ったウール着物を季節ごとに着潰すくらい頑張れば、次はちゃんとした着物を仕立てても良いという気持ちになれるかも。
(byぶらっと)
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コメント
いやー 男着物は身丈が命なんで かっこよく決まっていますよ
化繊は暑いですから 夏は木綿の着物にしてくださいね
本当に死ぬから・・・・
二人並んだ姿が楽しみです
投稿: ねこ | 2017年6月19日 (月) 13時12分
>ねこさん
羽織っただけだと身丈がちょっと長いかと思いましたが、帯を締めて少し動くとピッタリ。加藤商店さん、すごいです。
化繊は暑いというのは着てみて納得です。昨日は肌寒いくらいだったのに、着付けをしているうちに暑くなってきました。木綿とは大違いですね。
投稿: ぶらっと | 2017年6月19日 (月) 23時49分