千早あやかし派遣会社
タイトルと表紙絵と舞台設定に惹かれて、出版済みのシリーズ2冊をまとめて読みました。
妖怪に派遣社員として仕事を紹介し、経済的に自立できるようにするという発想が面白いです。軽くて読みやすく、硬い本を読んだ後ではこういうお気楽作品が嬉しかったり。
が、文章が稚拙なのは気になります。
なんというか、キャラが確立できてない? このキャラがこんな話し方する? みたいな。マスコットキャラの登場からレギュラー入りも、ご都合主義の萌えアニメ並みに安易だし。
古語などはしっかり調べたのか難しい言葉が羅列される割に、簡単な日本語の表現が怪しいとか。(^^;) せっかくの発想と設定なのに、色々と残念。新人作家さんかと思ったら、作品数は多いのでそうでもないようです。
続きが出たら...そのときの気分で買うかもしれませんが、出るのを楽しみにするほどではないかな。
(byぶらっと)
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