スパナくんのスバル・ファンミーティング・レポート
こんにちは、スパナです。
昨日は感動のままに熱く語っちゃったね。
今日はちょっと落ち着いて、ファンミーティングのレポートをするよ。写真多めで、クリックすれば拡大表示するようにしておくからね。
ミーティングの目玉は高速体験試乗。
オーバルコースを180km/hで走る車に同乗体験できるんだけど、実際には200km/hオーバーとも230km/h出てたとも?単純に先着順だと早い者勝ちで終わっちゃうからか簡単な抽選方式だったんだけど、スゴイ行列で抽選にすら辿り着けない人も沢山いたみたい。こういう企画は人気と乗れる人数のバランスが難しいね。
乗らないまでも、目の前を駆け抜けていく迫力だけで十分だけどね。
他にもバスに乗ってテストコースの説明を聞くツアーとか、360やレオーネなどの旧車に同乗できる体験、開発者やプロドライバーの方々のステージイベントなど盛りだくさんだったよ。ボクたちはボランティアの業務もあって自由時間も限られるから、全部を楽しむ訳にはいかなかったけどね。でも、ボランティアとしてイベント運営に携われるっていうのも普通じゃ体験できない貴重な“イベント”だったから、ボクにはこっちの方が向いてたな。
スバルの歴史を学ぶ上では、「スバル技術資料館」が一番だったね。ラビットから始まる歴代のスバルの名車がとても綺麗に保存されてるんだ。二輪コーナーは、ラビットの試作車やサイドカー、噂のハリケーンなんて二輪車まで。
幻の試作車は、P-1、A-5、T-10の三台。
P-1は矢島工場のビジターセンターでも見たことがあったけど、クリフカットが印象的なA-5は雑誌などで写真を見たことがあっただけだし、T-10に至ってはついこの間「トラックなんてあったの!?」って知ったばかりだったからね。
こんなに早く実車が見られるなんてラッキーだったよ。
研究実験センター自体が非公開だから技術資料館も当然非公開だし、普段は写真撮影も禁止なんだって。だけど、今回は写真も取り放題で、車に触れないことを条件に、ロープ内の車の周囲まで入れてくれたんだ。
矢島のビジターセンターや恵比寿の「六連星の名車展」で入れ替えながら展示していたのも、ここに保存されていた車両だったんだね。
奥に詰めて置いてある車にも興味津々だよ。願わくば土に帰りつつある試作車なんかも引き取って保存してくれると良いんだけど。
車両展示は、イベントスペースにもたくさん。歴代のラリー車や初代レガシィの10万キロ世界速度記録車、「放課後のプレアデス」の公式ラッピングカー2代目とか。
世界速度記録車は給油シーンこそ見られなかったけど、メンテしたり走行したりの大サービス。
自動車のパーツショップや地域の物産のお店なんかもたくさん出ていたんだ。
ボクはSTIショップで歴代スバル車のトートバックと、スバル・リビングサービスでTシャツとハンドタオルを買っってきたよ。他にもVixenさんのブースで手作り望遠鏡キットをもらったり、スバル保険さんからボールペンをもらったり、お友達のlancaさんからレヴォーグの“ぶつからない”ミニカーをもらったり。お土産もいっぱいだよ。
ちなみにスバル保険さんというのは、1年に1回だけだけど故障したときに日本のどこからでも行きつけのディーラーまでレッカー移動を無料でしてくれるサービスが付いているんだよ。うちみたいな旧車にはありがたいね。もちろん、最新の車ならアイサイトが誤作動してしまうようなフロントガラスのちょっとしたヒビが、等級ダウンなしで直せるサービスも魅力だと思うよ。
ボランティアスタッフは、お仕事モードの時に着用したベストをもらえたんだ。記念に#スバコミステッカーと、「放課後のプレアデス」の手ぬぐいも。この手ぬぐい、アニメ公開の時に作ってお台場のイベントで配ってたヤツだね。わざわざもらいに行ったから、今回もペットボトルカバーに使ってたんだよ。
食事の屋台もいろいろあったけど、ボクは「車上童」で読んだ耳うどんを食べたんだ。
耳の形が面白いね。麺のようにスープが絡まないから、味はちょっと濃いめだけど美味しかったよ。あと、開会式で市長さんが「佐野の名物」と紹介していた芋フライ。ソース味が新鮮だったよ。
ボランティアは早朝集合だったから、朝ご飯におにぎりも配られたんだ。開会の頃には小腹が空くタイミングだから嬉しい気遣いだったね。
地元と言えば、佐野警察署がインプレッサWRX STiのパトカーを展示して交通安全を呼びかけてたね。アイサイトが事故軽減に役立ってると、署長さんも喜んでいたよ。
閉会後はスバル渋滞で周辺に迷惑を掛けるかと心配したけど、ボクたちが出たときには
特に渋滞もなかったみたいで一安心。
屋台の食事や前泊で少しでも地域貢献になって、次回に繋がると良いんだけどな。
また来年、是非お願いしますね。>富士重工業さん、地域の皆さん
(byあれ以外の何か with “偽スパナ”)
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コメント
流石はぶらっとさん。私が見たかったところがきちんとアップされていらっしゃる。今回、もし参加出来ればやはり技術資料館を真っ先に見たかったです。
ボランティアのベストをいただけたのですね。これはお宝間違いなしです。
また来年も開催して欲しいですが、倍率が更に高くなりそうですね。
投稿: 夢の助 | 2016年3月31日 (木) 12時12分
羨ましいなあ。足が痛くなるかもなんて心配しないでスタッフ応募すればよかった。
当日は近くを通ったんですよ。それで入場するスバル車の渋滞を見ました。道に迷って、最後尾につけてしまったときは「しまった」と思いました。だって、どう考えても参加者かボランティア車ですからね。追い越しのタイミングを見計らって渋滞から逃げましたけど、そんなまぎれこんだ「一般のスバル車」は冷や汗ものでした(笑)。
投稿: MICCHAN | 2016年3月31日 (木) 21時30分
>夢の助さん
実は、事前予約が必要なDNAセミナーと勘違いして、技術資料館を危なく見逃すところでした。場所もとんでもなく外れたところにあって、そこまで行かずに引き返した方も多かったかもしれません。
この側のトイレがたまたま空いていたので気がついただけだったり。(^^;)
代田社長のblogによると、1,000台の当選に対して応募は3,500台だったとか。事後のニュースで初めて知った方もいらっしゃるようなので、次回はもっと厳しい倍率になりそうですね。
これはもう、始めからボランティア狙いですよ。お土産もお宝になりますしね。(^-^)
次回はご一緒できると良いですね。
投稿: ぶらっと | 2016年3月31日 (木) 22時03分
>MICCHN
まぎれて入っちゃえば良かったのに。(≧m≦)
仕事はそれほどキツイものではありませんでしたが、けっこう立ちっぱなしだったので、大事を取ったのは賢明だったのかもしれません。
また、次の機会はご一緒しましょう!
投稿: ぶらっと | 2016年3月31日 (木) 22時28分
大変愉しまれたようでなによりでした.
関係者の中では疲れて翌日仕事にならないという方が多かったみたいですが(笑)
なので,次回は…といっても,
4年に一回程度かなぁてな気持ちみたいですかね.
ちなみに,私は今日から某子会社に出向となりました(泣)
28年前の設立時にもメンバーだったので出戻りとも言えますが…
投稿: JET | 2016年4月 1日 (金) 12時24分
>JETさん
皆さんのおかげで、本当に充実した1日を過ごさせていただきました。
できればJETさんの運転で高速体験したかったです。
やっぱ、迎える側は大変ですよね。ファンたちは「また来年!」と盛り上がってますが、主催側の負担を考えると4年に一度というのは良い線かもしれませんね。
何と言っても、車作りに影響が出ては困りますし。
28年前に設立に関わられたということは、STIですか!?
外から見ると憧れの職場ですが、やはり本社には及ばないのでしょうか。
私的には、いつかJETさんが仕上げたフォレスターに乗るという夢が遠のくのが残念です。まだしばらくBFは降りられないので。
勤務地も変わっちゃうとしたら、せっかくのご自宅が遠くなっちゃいますね。
こちらのご近所になるなら、美味しいお蕎麦屋さんをご紹介しますよ。
投稿: ぶらっと | 2016年4月 2日 (土) 00時36分
>ぶらっとさん
勤務地は群馬のままです.本社の敷地外ですが…
最寄駅からは少し近くなりました(笑)
個人的には地味な実用車に携わっていたいんですよ.
というか,そろそろ引退したいかなと.
投稿: JET | 2016年4月 4日 (月) 10時31分
>JETさん
生活環境まで変わらなかったのは良かったですね。
私としても顔の見える方が仕上げた“地味な実用車”に乗れれば安心なのですが、きっと後進の方々がしっかり作り込んでくれることでしょう。
引退はまだまだ早いですよ。
これからは尖んがった車作りを楽しんでください。
投稿: ぶらっと | 2016年4月 5日 (火) 00時00分