映画「杉原千畝」
先週に続いて、日本人の逸話を世界に紹介しようという映画を観てきました。エルトゥールル号の話と同様、歴史に埋もれていたものが最近少しずつ知られるようになってきたエピソード、「杉原千畝」です。この方、ただユダヤ人を救っただけとしか知りませんでしたが、外交官として世界情勢を見る目も確かで、諜報活動にも秀でていたとか。映画ではその辺りもストーリーとして織り交ぜつつ、当時の世界と日本の関わりも分かりやすく説明されていて、全編を通して楽しめました。
「人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう」というのが、杉原千畝氏、ユダヤ難民が日本に入れるように尽力した根井三郎氏が学んだハルピンの学校の自治三訣だったとか。なかなか実践できることではありませんが、心に刻んでおきたい言葉です。
エンドロールでも紹介された本、ちょっと興味が湧きました。時間の都合で映画には入らなかったお話などあるでしょうから、読んでみたいと思います。
(byぶらっと)
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