マーブル塗装
新作をイベント前に一気に作るのと違って、鬼灯様のリペイントは時間が取れるので、塗装にちょっと凝ってみました。
サフレス塗装にチャレンジしたのもそうですが、もう一つがベースの大理石調塗装です。
参考にさせていただいたのはこちらのサイトさん。
丁寧に解説されていて、とても分かりやすかったです。
真綿を買いに近所の手芸店を何軒か回ったのですが、ないんですよ。参考にしたサイトさんにも書かれていましたが、最後に行った個人経営っぽいお店でも「布団屋さんに行かないとないよ」と言われてしまいました。
結局amazonさんのマーケットプレイスで購入しました。綿花ではなく蚕の繭であることが必須条件ですが、それほど品質も量も求めないので、価格と送料で選択しました。購入したお店は対応も丁寧で良かったのですが、現在は取り扱いを止めているようです。(´・ω・`) まぁ、他にも色々あるので、その辺は適当に。
さて、手始めに真綿を使ってマスキングシートを作ります。
「適当な枠」とのことだったので、私はamazonさんの箱に敷いてある板段ボールを使いました。塗装する対象物を覆えるくらいのサイズでくり抜いて、引っ張って伸ばした真綿を固定します。そしてクリアの缶スプレーである程度“カピカピ”に固めます。こちらはトップコートの缶スプレーのうち、残量が減って内圧が低くなったために仕上げには使えないものを使用しました。
まずは練習台に黒サフの蓋をマーブルっぽくできるか、瓶のベースホワイトをエアブラシで試し吹き。※この写真だけクリックで拡大します。割とあっさりと「それっぽく」なりました。
本番は、いつも使っている木製ベースです。
下地は黒サフで、真っ黒にします。何度か黒サフとやすり掛けを繰り返して、表面の木目を目立たなくします。
真綿シートで包んで、ベースホワイトを吹いて、
マスキングをはずすと...
おぉ! ちょっと格好良い!!
これをクリアでテカテカに仕上げれば完成です。
新作時には1週間ちょっとで仮組から塗装まで仕上げなければならないので、版元様への提出は木目のままでしたが、ベースにちょっと手間をかけただけで見違えるような仕上がりになりました。ちょっと余分に時間があれば、今後はベースにも気を遣いたいです。
(byぶらっと)
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