ジブリの立体建造物展
江戸東京たてもの園で開催されている「ジブリの立体建造物展」に行ってきました。昨秋は夕方にライトアップを知って駆けつけたため、特別展は見られずの再訪。会期延長に油断して、結局ギリギリの観覧ですよ。(^^;)
2時間もあれば特別展を見た後に常設の建物をぶらぶら見られるだろうと10:00過ぎに到着したのですが、ジブリだけで2時間があっという間でした。
ジブリのアニメでは建物の設定にもこだわって描いているのは有名な話ですが、それを江戸東京たてもの園が懇切丁寧に解説しているので興味深い内容になっています。「和風建築に洋風サンルームが連結される建築様式の成り立ち」「教会装飾だったヨーロッパのステンドグラスが日本の飾り窓に取り入れられるまでの伝わり方」「なぜ医者は洋館が多いのか?」「日本と西洋の建築における柱と壁の位置づけの差」「アメリカの“下見板張り”にはない“押縁”が日本にはある理由」等々、いちいち納得。そして、それらをしっかり描いているジブリアニメに感心しました。
ジブリ作品は「千と千尋の神隠し」を最後に、以降の作品は全く見ていないのですが、建物からのアプローチとして見てみたくなりました。
予定外に長居してお腹が減ったので、デ・ラランデ邸で営業している武蔵野茶房で昼食。その後、お気に入りの前川圀男邸をはじめ、前回は時間の関係で見られなかった邸宅を中心に見て歩いたのですが、気が付くとまた2時間。Σ( ̄ロ ̄lll)
帰り際には小金井公園の梅を観賞したりして、午前中で引き上げるつもりが、ほぼ1日つぶれてしまいました。(^^;)
(byぶらっと)
| 固定リンク
コメント