見る目を養う【片桐彫刻セミナー】
片桐裕司さんの彫刻セミナーに参加してきました。
頭蓋骨とツールはレンタル。他は胸像の土台と芯になるので、お持ち帰りです。
いわゆるフィギュアじゃない真面目な彫刻セミナーに参加するのは初めてだし、自己流でフィギュア作っているだけの自分がどこまで通用するのか分からないしで、初日はもう緊張を通り越して恐怖ですらありました。(笑)
セミナーでの収穫。それを一言でいうと『見る目を養う』です。
デモンストレーションをする片桐先生。講義とデモンストレーションの他は、とにかく課題の製作です。こうすると良い的なテクニックはありません。人間の骨格(頭蓋骨~首周り)を知り、課題の胸像とレファレンスをとことん観察することを求められます。そしてどれだけ自分が分かった気になってるだけで、理解出来ていなかったかを知ります。orz 痛~い思いをして一つ大きくなるのです。(笑)
完成したものは、お世辞にも良いとは言えませんが、とても勉強になりました。 誰を作ったかは聞かないでくれ。(´Д⊂この痛~い胸像をみる度に、セミナーで学んだこと・反省したことを思い出すのです。それはもう快感の域だね。だって全てのモデラーはMだもん。(笑)
理論を学び、観察し、考え、気づくこと。そして得た知識を道具にして、自分が表現したい作品を作る・・・ようになりたいです。f(^^;
「自分には見る目がない」とか「ダメだとは分かるんだけど、どこがダメなのか発見できない」と悩んでいる人は、是非セミナーに参加されると良いと思います。片桐先生のセミナーは見る目を養うセミナーだと思うので。(^v^)
(byふらっと)
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