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2014年8月 8日 (金)

「ワンフェスあるある」を検証してみる

ワンフェスが近づくと「やっちゃった」という事例としてよく挙がるのが、 レジンのA液+A液、またはB液+B液で注型して硬化しないというネタ。
複製をしたことない人向けに簡単に説明すると、レジンキャストはA液とB液を混合することにより化学変化で硬化します。 このA液とB液が同じ形状の缶に入っていて同量を混合するというのが一般的なのですが、「同じ形状の缶」というのが曲者です。
イベント前の修羅場において、慌てて作業すると同じ液を2回計って混ぜるというミスをしてしまうようです。 うちはまだやったことないですが。(^^;)

で、この話には続きがあります。 「A液なら型を綺麗に拭いてから正しいA液+B液を注型すれば大丈夫だが、B液の場合は一発で型がダメになる」というものです。
先日の模型塾のワンフェス反省会でもその話題が出ましたが、実際に「やっちゃった」人はいなくて真実は不明でした。 「A液だってダメじゃないの?」「B液だからって一発で型がダメになるほどじゃないのでは?」等々、 いずれも「都市伝説じゃないか?」という感じ。

それじゃ、やってみましょう。;:゙;`(゚∀゚)`;:゙ ※本日の写真は全てクリックで拡大します。
一部が傷んでしまって、もう使えない型を実験台にします。A_b_01
そこにA液のみ、B液のみを入れてみます。傷んでいる部分だけではなく、まだ綺麗な部分んでも試してみましょうね。A_b_02
そして、「あれ? 固まらないなぁ?」と気がつくタイミングと思しき時間放置します。10~15分程度で良いかな。

それから慌てて型を拭き拭き。A_b_03この時点では、A液でもB液でも見た目にはダメージなしです。

じゃぁ、気を取り直してA液+B液で複製を再開。A_b_04派手に発泡してるのは、除湿もエアコンもしてないから。(><)

さて、硬化したキャストを外してみると...A_b_06型が痛み始めていた部分は、A液でもB液でもダメなことに変わりはありませんでした。反面、型が綺麗な部分は問題なし。
結論としては「痛み始めた型は一気にトドメを刺す事になるけど、まだ新しい型なら申請数によっては商品準備も可能みたい」というところでしょうか。
もっとも、新しい型でも寿命がどの程度縮んでいるかは分かりませんけど。

今回は離型剤もなしにいきなりレジンを流してしまいましたが、きちんと離型剤をしていれば痛み始めた型でも大丈夫だったかもしれません。実験も1回のみなので、この後どのくらい持つのかも気になるところ。
また機会があれば、もう少し綺麗な型で離型剤も使って試してみたいです。

まぁなんにしても、イベント前で朦朧としていたからといってA液+A液とかB液+B液なんてミスをしないことです。そんなミスをするくらいだから、離型剤だって吹いているかは怪しいですしね。
型取りからやり直しとなると、粘土埋めも含めて2~4日は手戻りになりますから気をつけないと。

(byぶらっと)

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