「栄西と建仁寺」展
昨日のトレフェスからの帰り道、上野に寄ってきました。
東京国立博物館で開催されている「栄西と建仁寺」展を見るためです。 まったくノーチェックだったのですが、たまたま東京MXの「アート・ステージ~画家たちの美の饗宴~」という番組で紹介されていて、5月6日までの期間限定で海北友松筆「雲竜図」が8幅すべて展示されていると知っちゃたので。録画してあった「ぶらぶら美術・博物館」で予習して、大慌てで行ってきました。
...のですが、トレフェスからのハシゴ疲れで偏頭痛を発症するという毎度のパターン。(><) しかも薬を飲んだタイミングが悪くてまったく効かず。吐き気を伴う重度の頭痛で、途中1時間くらいベンチに座りこんでました。
そんな状態だったので、目玉の展示を中心にざっくり見ただけ。
今回の目玉は、雲竜図の他には伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」、長沢芦雪の「牧童笛吹図」、そして最大の目玉が俵屋宗達の「風神雷神図屏風」です。
あと、個人的には「小野篁像」。「ぶらぶら美術・博物館」の山田五郎氏の解説によれば、「『鬼灯の冷徹』にも出てくるでしょう」って、あのオジサンの守備範囲はどれだけ広いんでしょう。∑(゚∇゚|||)
ちなみに風神雷神図屏風は、後に尾形光琳が描いたものも本館で同時公開という琳派の共演となっています。が、頭痛で動けなかったことで閉館時間が迫り、本館には行けませんでした。5月18日まで公開されているので、本館だけもう一度行く時間が取れると良いのですが。
(byぶらっと)
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コメント
GWもいろいろお疲れ様でした。美術館博物館は閲覧時間がなくてじっくり見れないと損をした気になるので余裕のある時に行きたいものですね。こちらもトレフェス帰りから体調上、あきらめた博物館があります。
美術館レビュー、ここのブログでチェックして駆けつけるものもわりとありますので毎度楽しみにしています。
投稿: あのつくひと | 2014年5月 7日 (水) 14時08分
29日にキトラ古墳壁画を見たあとに本館を見学してたまたま見ました。教科書で見たことがありますが、風神雷神図が2つ存在するとは知りませんでした。
投稿: 夢の助 | 2014年5月 7日 (水) 23時21分
■あのつくひとさん
今回は体力的にちょっと無理しちゃいました。(^^;)
が、夕方の閉館間際はほとんど人がいなくて、静かにゆっくり見られてラッキー。結果オーライってことで。
うちも会期ギリギリで行くことが多いのであまりお役に立てないとは思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。
■夢の助さん
光琳のをご覧になったんですね。
五郎さんの受け売りですが、今で言う「トレース」みたいです。それでも色使いの違いなど、興味深いです。
私が行った日は、キトラ古墳の方が100分待ちの激混みでした。そちらもちょっと気になります。
投稿: ぶらっと | 2014年5月 7日 (水) 23時36分