「レドの笛」製作記(2)
歌口をどうするかはちょっと悩みました。
フルートのような穴だけの歌口ならつくるのも簡単なんですが、吹くのにコツが必要です。映像で見る限りではオカリナのように吹けば鳴るようになっていそうです。
作るのは大変ですが、音の出しやすさだけでなく、画像にある裏側上部の小さな穴も忠実に再現するためにも、オカリナのような歌口を作ることにしました。
自分が何を作っているかも知らずに穴を開けただけで、きちんと音の出る歌口ができる訳がないだろうというツッコミはなしで。\(^o^)/ ベベルが「音も出るようにしたんだよ」と言っていたので、そこら辺の調整はベベルがしてくれたんでしょうね。
まずは歌口の加工をするために二つに割ります。
前回、形を出す段階で大まかな歌口は作ってあるので、音が出るように微調整をすれば良いだけ...のはずだったのですが、これがなかなか。
音の鳴る原理は、裏側上部の小さな穴の縁がエッジ状になっていて、吹き口から一定の角度で入った空気がエッジで切り裂かれて振動することによります。ところが、壺型の楽器は内部での空気の流れも重要なようで、合わせ目にちょっと隙間を作ってやれば音が出るものの、完全に密閉すると音が出なくなってしまう。(><) どうも歌口が端に寄りすぎているのが悪いみたい。
と言う訳で、歌口を中央寄りに移設。まぁ、ほぼ作り直しですよ。(^^;)
端寄りの穴を塞げば移設完了となります。
(byぶらっと)
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