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2013年12月 8日 (日)

「丕緒の鳥」読了

今夏に刊行された「十二国記」シリーズの新作をやっと読みました。
数年ぶりの新作となると、買った勢いで読んじゃうのが勿体なくてねぇ。しばらく本棚に飾っておきましたよ。(^^;)

短編のうち2作は以前yomyomで発表されたもの。残り2作が純粋な新作です。
慶王赤子の即位前後のストーリーが語られていて、これを読むことで既刊の陽子のストーリーを読み直したくなります。

ただ、ちょっと不満が...
元々「魔性の子」は新潮文庫でしたが、それ以降は講談社文庫および講談社のホワイトハートから出ていました。現在は新潮文庫で新装版として出直しています。
我が家は山田章博氏のイラストありきだったので、ずっとホワイトハート版を読んでいました。新潮の新装版は山田氏のイラストも一新されているのですが、イマイチ好みでなかったため買い直しはせず。今回の「丕緒の鳥」が初めての新装版となりました。

ホワイトハート版は講談社文庫に比べて仮名書きが多くて読みやすかったのですが、ここにきて漢字に苦しみました。(;´д`)トホホ…
独特の漢字遣いが多くて、それが作品の雰囲気を醸し出している部分もあります。一例を挙げれば「館第(やしき)」「正院(おもや)」「花庁(ひろま)」など。「書卓」も「卓子」も「つくえ」かと思えば、「角楼(やぐら)」「高楼(たかどの)」など普通の「櫓」「高殿」と違う漢字を遣います。ルビを頼りにサラッと読んでしまうと、次に同じ言葉がルビなしで出てきたときに読めなくなり、数ページ前を読み直したり。orz
漢字遣いも含めて作品の味なのでしょうが、サラサラと物語を楽しみたい私にとってはちょっとハードルが高くなりました。世界観を表すことに役立っている漢字表記も素敵ではありますが、ホワイトハートの読みやすさがなくなってしまったのは残念。
まぁ、読み込めってことなんですけどね。(^^;)

(byぶらっと)

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