国宝 興福寺仏頭展
東京藝術大学大学美術館で開催されている『国宝 興福寺仏頭展』に行ってきました。写真ではよく分かりませんが、こちらが美術館の入り口です。(^^; 展示の目玉は“白鳳の貴公子”と呼ばれる銅造仏頭(678年鋳造開始、685年開眼供養)なのですが、その他にも国宝・重文が目白押しです。(o^-^o)
見学は弥勒菩薩半跏像と厨子の美しさ、少しコミカルに見える扉絵に始まり、国宝の板彫十二神将像が3枚ずつ薬師如来像の台座に張られていた時のように展示されています。ぐるりと見て歩くと、正面から、斜めからと角度を変えて鑑賞できます。
そして自分的に一番の楽しみ、国宝の木造十二神将立像です。お寺では手が届きそうなほど近くで、ましてや後ろからなど見ることは出来ません。一体ずつじっくり鑑賞できるのが素晴らしいです。ポーズや仕草、衣装など見どころ一杯です。そして頭部の十二支(11世紀以降の十二神将像には十二支を乗せている特徴があるらしい)もなかなか笑えます。(^^; 寅は犬っぽいし、龍は半漁人だし。(笑)
大満足の仏頭展ですが、開催は24日まで。お薦めですので、お早めに~。平日でも結構混んでましたょ。(^^;
(byふらっと)
【2013/11/14 1:20追記】
疲れて夕食後に爆睡してしまったので、今さら追記です。(^^;)
いつもは上野公園のエリアにある美術館や博物館ばかりで、東京芸大の方面には初めて行きました。
「旧東京音楽学校 吹奏堂」などというステキ建物があるなんて、知りませんでしたよ。
そして、東京芸大の敷地内にある「平櫛田中記念室」では、『平櫛田中コレクション2013 秋』が開催中でした。 こちらの題字は田中本人の揮毫だそうです。
東京芸大では田中作品を140点以上持っていて、定期的に入れ替えて開催しているみたい。田中作品の展示はは6~7点と少ないですが、無料というのは気軽に見られて嬉しいですね。
こちらも24日までなので、仏頭展に行かれた帰りに立ち寄る事をお薦めします。
(byぶらっと)
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