「路地裏のあやかしたち」読了
はい、またメディアワークス文庫に引っかかりました。「路地裏のあやかしたち 綾櫛横町加納表具店」(行田尚希著)です。
このレーベルは、本当に不思議と読みたくなるんですよ。相性がよいのでしょうね。
現代の人間社会にとけ込んで暮らす妖怪達と出会った高校生少年のお話。表具師という仕事を通して、絵に纏わる怪現象を解決していきます。絵に纏わる物語と人や妖怪たちの関わりが微笑ましい。そして、最後はちょっと切ない感じに...
amazonさんのレビューはあまり芳しくありませんが、私はけっこう気に入りましたよ。確かにデビュー作らしい稚拙さも見えますが、続編を期待したいくらいです。
なにより表具に興味を持てたのが収穫でした。先日の「京都-洛中洛外図と障壁画の美」を見に行ったときも、表具の部分にも目が行くようになりました。今までだったら絵の部分しか見ていなかったのに、正に視野が広がりました。それだけでも読んだ甲斐があったと言うものです。
(byぶらっと)
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