「香彩七色」読了
「香彩七色~香りの秘密に耳を澄まして~」(浅葉なつ著 メディアワークス文庫)を読みました。
犬並みの嗅覚を持つ女子大生と香道宗家の御曹司が、香りを軸に友人・知人の問題を解決する日常系ミステリ。ラノベレーベルとミステリレーベルの中間くらいに位置する感じでしょうか。
とってもライトなミステリーですが、香道やアロマテラピー、香水に制汗剤などなど香りに纏わる蘊蓄を上手いこと日常の事件に絡めています。
夏に読んだ「魔法使いのハーブティー」はハーブに纏わるお話しでしたが、今回は香り。ちょっと前にハマった「浜村渚シリーズ」は数学でした。
身近でありながら普段はあまり意識しない様々な身の回りの物がテーマとして取り上げられると、それらについて新たな興味が沸きます。が、作家さんは色々と参考文献を読んだり、実際にハーブティーやアロマを試したりして新たなテーマを見つけるんじゃ大変でしょうね。
もちろん元々好きだったものをベースにすることもあるでしょうが、今回の作家さんは、前作まで音楽だったり山だったり魚だったり、その都度勉強されている様子。
まぁ、それらの作品も読んでみたいかと言われると微妙ですね。
この作品もほんわか系で気に入りましたが、締めが半端なんですよ。一応「これで完結」としつつも、人気が出たらシリーズ化できるように「含みを持たせました」という計算が露骨に見えちゃってねぇ。(^^;) あ、この作品の登場人物達のその後は気になるので、続きが出たら読みたいとは思いますよ。
(byぶらっと)
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