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2013年7月 6日 (土)

How to make G.K.(10)

「HowTo」カテゴリでキットを作る10回目、前回に続いて「2.仮組 (3)軸打ちのリカバリー②③」です。

さて、「②対向する穴がまっすぐじゃない」場合の対処法です。Howto_10_1_2
これも2通りあります。
手っ取り早いのは、軸を曲げてしまう! 「ヾ(・∀・;)オイオイ」と突っ込みが入りそうな対処方法ですが、割とマジです。
Howto_10_2
軸打ちは強度を出すためなので、軸が通っていればOKと割り切れば、これでも十分です。
塗装後の組立が少々やりにくくなる可能性はあるので、あまり込み入ったパーツでやると後で辛いかもしれませんが。
まぁ曲げた状態で固定してしまえば、パーツの中で軸が真っ直ぐかどうかは関係ないので大丈夫。

もう一つは、穴がずれた時と同様に「広げて、埋め戻して、開け直す」方法です。やはり曲がって開けてしまった穴と真っ直ぐな穴を開け直す範囲すべてをパテで統一してから開け直します。
Howto_9_4_2
入口は一つで、曲がった穴と枝分かれして真っ直ぐな穴を開けるのは絶対に無理ですから。
もちろん接合面が広ければ、別の穴を開け直しても可です。

「③位置合わせ用に挿した短い軸が抜けなくなった!」の対処も、スペースがあれば別の穴を開けてしまうのがお手軽なのは言うまでもありません。
が、接合面の小さなパーツでは軸を抜くより仕方ありません。
軸の周囲をデザインナイフや彫刻刀で少しずつ掘り下げ、ピンセットやラジオペンチで摘めるくらいに軸の頭を掘り出します。
多少広がってしまった穴の入口は、接着剤等で埋まるので気にしない方向で。(^^;) あまりにも広がりすぎたなら、例によって「広げて、埋め戻して、開け直す」方法で。

軸打ちで失敗しそうな事例と対処方法はこんな感じだと思います。
他に困ったケースや、これまでの対処方法で上手くいかなかったケースがあれば、コメント欄に書いていただければフォローします。

(byぶらっと)

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