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2013年7月 5日 (金)

How to make G.K.(9)

「HowTo」カテゴリでキットを作る9回目、「2.仮組 (3)軸打ちのリカバリー①」です。

ありがちな失敗は次の3つだと思います。
①穴がずれた
Howto_9_1
②対向する穴がまっすぐじゃない
Howto_10_1
③位置合わせ用に挿した短い軸が抜けなくなった!

一つずつ対処していきましょう。
まずは「①穴がずれた」ケースです。
リカバリーは2通りあります。
接合面が広い場合は、失敗した穴はサクッと諦めましょう。
別の場所に、今度こそずれないように穴を開け直します。

接合面が狭くて別の穴を開けるスペースがない場合は、ずれている穴を修正するしかありません。
接合面が広かったのに、何度も穴を開け直して失敗し続けた場合も、開いている穴を修正しましょう。(^^;)
比較的ずれが小さい(穴1個分くらい)場合は、穴の入口のみを広げ、少し曲げた軸を打つことで対応できます。
Howto_9_2
もしくは穴を一回り大きくして、元の太さの軸を瞬着などで
固定しちゃうのも手です。
Howto_9_3
ずれが大きい(穴2個分以上)の場合は、穴を2周りくらい大きくしてからポリパテ等で埋め戻し、改めて正しい位置に穴を開け直します。
Howto_9_4
「広げて、埋め戻して、開け直す」ってとても面倒ですが、元の穴のすぐ隣にもう一つ穴を開けようとしても、ピンバイスが元の穴につられちゃうんですよ。穴をそのまま埋めておいても、レジンとパテの硬度が違うので、同じように元の穴に沿って開いてしまいます。大きくパテの部分を作っておいて、そのパテの範囲内で穴を開けるのがベストです。

ちょっと長くなってきたので、リカバリー②③は次回に。

(byぶらっと)

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