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2013年6月24日 (月)

「聖書」入門 読了

正式な書名は「図解とあらすじでよくわかる『聖書』入門」(知恵の森文庫 保坂俊司監修)です。Bible_1
表紙に使われたラファエロの「大公の聖母」や本文の始めの方に掲載されているミケランジェロの「天地創造」から、書名の「図解と~」の部分を「絵画と~」と勝手に誤解してしまい、そういう内容を期待して読んだためガッカリ。(^^;) 聖書に纏わる絵画の紹介は少ししかありませんでした。
地図や見取り図などを多用して旧約/新約聖書のあらすじを解説している内容は謳い文句どおりなんですけどね。

ざっくりと聖書のあらすじを把握できるのは良かったです。
知っている話や何となく聞いたことがある話が多いですが、初めて聞くような話もあったり、コラムで宗派闘争の背景なども解説されていて分かりやすかったりで、読んだ甲斐はありました。

ちょっと前に猪瀬都知事が「イスラムは喧嘩ばかりしている」などと問題発言をしていましたね。
しかし、あらすじで聖書をざっくり把握した限りでは、そもそものユダヤ教の根底が殺戮の歴史じゃないですか!?Σ( ̄ロ ̄lll) 唯一絶対神を信仰するって、つまりは他宗教を一切認められないってことですからね。しかも、旧約聖書の部分を共有するユダヤ・キリスト・イスラムの3宗教は元々同じ神を信じている分、余計にたちが悪いです。そして神のための「聖戦」(注:この言葉はイスラム特有ではありません)は認められてると来ては、そりゃ戦争がなくならない訳です。...なんてことが、何となく分かった気になれる内容です。

この本の前書きやamazonの商品紹介にも書かれていますが、「「聖書」がわかれば、文学や美術や映画がもっと楽しめ、世界情勢や海外ニュースの背景も、理解できるようになる」という意味で、一読してなんとなくでも分かった気になっておくには読む価値はあるんじゃないでしょうか。
読んだ上で宗教についてどう考えるかは、人それぞれでしょうけど。

ただ、あらすじを読むと、そのシーンの有名な絵画が浮かぶものの、絵が載ってないので少々欲求不満でした。
まぁ、その手の本は“ふらっと”の趣味で我が家にはいっぱいあるから、そっちを読めば良いんですけどね。Bible_2_2

(byぶらっと)

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