かがみあきらコレクション
ゴールデンウィークの少し前のこと。今でも“ぶらっと”が「一番好き」と言える作家さんの遺作集をヤフオクで発見して、勢いでゲットしました。※本日の写真は、すべてクリックで拡大します。
美少女とメカを絡めたイラストの先駆者であり、富野御大からも将来を嘱望されていた作家さん(※詳細はWikipedia参照)です。
「仕事のしすぎで26歳という若さで亡くなられた」という大塚英志氏からの発表を読んだ時にはマジ泣きしましたよ。(´;ω;`) この方が存命なら、今のマンガ・アニメの文化は大きく違った物になっていた可能性が高いです。
当時は今ほど情報を収集しきれておらず、この遺作集は絶版になった頃に知って悔しい思いをしたものでした。その後、この本を所有してた友人に見せてもらうことができましたが、たまにオークションに出ることはあってもバカバカしいほど高額で手元に置くのは諦めていました。
たまたま手頃な価格で出ているのを見つけたのは、近頃のヤフオク入り浸りの収穫かな。
4,000円+送料340円+振込手数料100円=4,440円也。定価1,500円×2冊なので、絶版本としては真っ当な価格でした。とても状態が良かったので満足です。
まぁ、内容は習作やラフが中心なので、今さらではあるのですが。
ゴールデンウィーク明けから寝室と図書室を入れ替える模様替えをしている一環で書籍も整理したため、氏の作品を集めてみました。これをやっていたので、入手からblog記事にするのに1カ月ほど掛かってしまったんですが。(^^;)
と言う訳で、我が家のコレクションは「続きを読む」に。
(byぶらっと)
今回オークションで落とした2冊以外は、すべて出版当時に新刊で購入したものです。
「かがみ♪あきら」または「あぽ」名義で出版社から出された本は、今回でほぼ網羅できたはず。
まずは久美沙織さんの「薔薇の冠 銀の庭」と、今回入手した2冊。
下の角川から出た2冊は、没後10年目に大塚氏によって纏められたものなので、新しめです。
お次は単行本各種。
「ワインカラー物語」、「鏡の国のリトル」は生前に出た本ですが、「さよならカーマイン」、「レディ・キッド&ペビィ・ボウイ」、「サマースキャンダル」は亡くなられてから出された本です。
「プチ・アップルパイ」は他にも何冊かありますが、表紙絵が別の方なので省略。(^^;)
商業誌でのマンガ家デビューとなった「カリオストロの城 大辞典」、「Comicマルガリータ」とオマケのピンナップ。
「ワンダートレック」に「かがみ あきら作品集II」とありますが、ラポート出版が纏めた「作品集I」は先ほどの「さよならカーマイン」です。
ラポートは「カリ城 大辞典」とか「アニメック」や「まんがアニメック」などで繋がりがあったため、亡くなられた後に作品集を出してました。「アニメック」「まんがアニメック」もありますが、表紙を写してもつまらないので省略です。
複製原画集はB4サイズの大判です。 本当なら額装した方が眺めて楽しめるんですけどね。
そして極めつけは「漫画ブリッコ」。
初めて氏の表紙を本屋で見つけて衝撃を受けつつ購入した1983年12月号から、氏の表紙の最後となった1984年10月号まで。表紙絵はもう少し前から描かれていたようですがバックナンバーにまでは手を出しませんでした。
氏が亡くなった後も数ヶ月買いましたが、新たな情報も出なくなったのでフェードアウトしました。
余談ですが、“ふらっと”が「ブリッコ」がどんな雑誌なのか正しく認識していないのは困りもの。(--;) 「かがみ♪あきら氏が連載していた雑誌」としか認識してないみたいで、中を読んだら愕然としそう。(^^;)
まぁ、あんな\(^o^)/雑誌なのに、かがみ氏を始め、藤原カムイ氏、白倉由美さん等々が連載していたという謎な雑誌でしたからね。編集長だった大塚英志氏の人徳でしょうか。
数度の引っ越しとその後の段ボール保管(放置)のため、あまり保存状態が良くないのは残念。まぁ、自分が好きな時に眺められれば良いので、構わないんですけど。
ブリッコを除く書籍は、ヤフオクでも入手可能のようです。べらぼうな価格のものもありますが、うちのより状態が良さそうで定価以下という良心的な物も。 って言うか、ヤフオクのリンクを貼ろうと検索かけたら、幻のカンペンケースが即決450円で出ていたので落札しちゃいました。「中古。使用感あり。」ということでしたが、本当に使用感たっぷり。(^^;) 私も遠慮なく使えます。
1~2年前のコミティアで、かがみ♪あきら氏を取り上げた「UP-BEAT UNDERGROUND」という同人誌を見つけました。
また、2週間ほど前にはtwitterでも「プラモ改造大作戦」という書籍から、かがみ♪あきら氏が話題になったり。メジャーな書籍は網羅したものの、イラストやカットなど見たことのない絵はまだまだあります。
今でも思わぬ所で初めて見るイラストに出会うことがあるので、折に触れて追っかけたいと思います。
ところで、twitterの中で原八さんが触れている氏のイラストの立体化。何年も前から“ふらっと”に頼んでいるのですが、原八さんが「難しい」というくらいでなかなか実現しません。版権も許諾されるアテがないので、真剣に取り組んでもいませんし。
あと20年ちょっとで著作権切れか!?Σ( ̄ロ ̄lll)
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コメント
かがみあきら…。
はい。影響を受けました。
ぶらっと君なら、当時の私の絵を思い出せるかな?f^_^;)
投稿: 囃屋 佗助 | 2013年5月30日 (木) 22時57分
■佗助さん
我々世代のオタクは、かがみ氏を好きな人が多いですよね。
残念ながらキミの絵は中学時代しか知らないから、たぶん影響を受ける前ですね。(^^;) 同じ系統の絵だったとは思うけど。
投稿: ぶらっと | 2013年5月31日 (金) 22時12分