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2012年11月 2日 (金)

一命

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“積ん読”の消化ということで、「一命」(滝口康彦著、講談社文庫)を読みました。
映画化記念で文庫本サイズの帯が付いています。「10月15日公開」というから上映中かと思ったら、1年前から積んであったものでした。\(^o^)/

江戸時代を中心(1編だけが戦国時代)とした時代小説の短編集です。
解説によると「武家社会の不条理を描くことで、現代の社会の組織の非情もあぶり出す名作」ということですが、なんというか“後味の悪い”お話しばかりでした。orz
確かに武士の面目とやらで正直に慎ましく生活している人が謂われのない不利益を被ることなんて日常茶飯事だったのでしょう。それは形を変えて現代にも通ずるというのも分かります。
が、物語として読んで楽しめるかというと、いやな気分しか残りません。「蟹工船」のように始めから“そういう話”を読む気で手に取ったならまだしも、『「正義」とは?「武士道」とは?』なんて書いてあると「ラストサムライ」のような話を想像しますが、もっと鬱々とした話でした。

amazonさんの書評では評価が高いように、作品としては素晴らしいものだと思います。が、娯楽として読むなら、爽快で楽しい話が良いな。(^^;)

Itimei_2
ちなみに、帯の裏は映画製作に関するエピソードが載っていました。

(byぶらっと)

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