和菓子のアン
最近流行の“ほのぼの日常ミステリー”系小説、『和菓子のアン』です。先日の『タレーラン』でつまずいて、若干食傷気味だったんですけど、“和菓子”の文字に負けました。(;´▽`A`` 今、私は無性に和菓子が食べたいんです。(笑)
デパ地下を舞台に、ちょっと太めの主人公アンちゃんと、個性豊かな職場の上司や同僚とのほんわかしたお話しでした。「これミステリーって言うの?」ってくらい軽いところもありますが、私は好きなお話しでした。大した事でもないのに「その謎、たいへんよく挽けました」とか言われるよりずっといい。(--; ・・・ゴホゴホ・・・。(^^;
アンちゃんもいいんだけど、周りを固める人達もいいんですよ。みんな憧れてしまうくらい素敵なのに、ちょっと残念な個性を持っていたりして。(笑) それと普段見えないデパ地下の様子が少し見えたり、和菓子のうんちくが出てきたり。ジェットコースターのような激しいストーリー展開はありませんが、じんわ~り読める本でした。せっかくいいキャラを登場させているのですし、もう1冊くらい続編があってもいいのになぁ~と期待してしまいます。(^^)
(byふらっと)
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