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2012年10月 4日 (木)

DOLL MASTERぱられる

「ワンフェスのレポートマンガ」ということで一部で話題になっていたマンガを買ってみました。
元は電撃コミックで連載されていた「DOLL MASTER」というフィギュアを作るストーリーマンガで、その連載終了後に番外編としてワンフェスレポートが始まったとか。それが8年ということは、本編の連載はフィギュアが今のようにメジャーになる前ってことですね。それはそれでスゴイかも。

最近のワンフェス・アフターレポートは「フィギュアマニアックス」に掲載されていたので、一つ二つは読んだことがありました。
改めてまとめて読むと、流行り廃りが分かって面白い反面、主人公達の行動はマンネリでストーリーはつまらないです。(^^;) マンガとして楽しむというより、資料としてワンフェスを振り返る感じと割り切れば楽しめます。
帯の推薦文で海洋堂の“専務”は「ディーラー参加がこんなに面白いなんて」と書いていますが、実際はもっと面白いですよ。

読んでいて違和感があったのが以下の2点。
◇主人公達は瞬殺ディーラーなのに、常連さんに取り置きしていること。「ダメ」と明文化されていないにしても、某巨大掲示板なんかではよく叩かれる行為の一つです。うちみたいな弱小ディーラーには縁のない話ではありますが、あまり大っぴらに描くことじゃないですよね。人気ディーラーさんがこれをやり始めると、開幕前に取り置き分で完売なんてことにもなりかねませんから。
◇開幕直後に買い出しに行ってしまい、毎回購入してくれる常連さんと一度も顔を合わせない原型師さん。こういう楽しみ方のディーラーもいるでしょうけど、自分の周囲では「ディーラー参加すると買い出しの熱は冷める」という方が多いです。自分の作品を見てもらって、直接反応を得られるのがディーラー参加の一番の醍醐味だと思うんですけどね。どうしても欲しい作品があったり、他のディーラーの作品も見て回りたいのも分かりますが、ダイレクトな反応を得られる楽しみについてまったく描かれていないのはもったいないです。

Doll_master

まぁ、そんな偏った「ディーラーの面白さ」が語られたこのマンガですが、もう一つの見所がビッグサイトでのエスカレーター事故レポートです。※画像はクリックで拡大します。
この作者さんの卓はうちの少し奥だったようで、開幕直後に4階に向かおうとして目の前で事故を目撃したとか。漫画家さんが生で見たレポートは、ネットにアップロードされた断片的な動画より分かりやすいです。あの時起こっていたことが分かるだけでも価値ありです。

(byぶらっと)

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コメント

読みました。面白いといえば面白かったですが、ツッコミどころも多かったですね。それは個人の価値観によって違うかもしれませんが。
個人的には乳児をディーラー参加であっても人ごみにつれてきてはいけないと思います。子供の参加が具体的にあるのはいいけれど最低小学生からでしょう。ぐずったらすぐ連れ出すが条件で。
霜戸君はフィギュア目当てだけでなくダメ女すぎて主の彼女を見捨てられないのかもしれません。うらやまいや何でもありません。

投稿: あのつくひと | 2012年10月13日 (土) 12時05分

■あのつくひとさん
読んでいただけましたか。
確かにツッコミどころは満載ですね。まぁ、自分以外の視点で纏められた資料としては楽しめたんじゃないかと。
最近は子供や乳児を連れた参加者も増えていますが、確かに疑問も感じますね。まぁ、子連れもお手伝いも事情はそれぞれなんでしょうけどね。(^^;)

投稿: ぶらっと | 2012年10月14日 (日) 23時22分

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