自転車読本
おっ、ずいぶん前に書きためていたネタがもう一つ残ってた。軽く修正して放出だぁ~。(^^;)
5月の末に、市の駐輪場で配布していた冊子をもらってきました。
画像が小さくて読めませんが、「第2話 自転車は車道が原則、歩道は例外」というサブタイトルで、自転車の歩道走行についてのルールを(馬鹿にも分かるように)マンガで解説しています。※マンガ部分の画像のみ、クリックで拡大表示します。
実際、車道を走るには危険な所もあるので、絶対に歩道を走るなとは言いません。私も走りますし。
でもねぇ、歩道を走る自転車の中には酷いのがいるんですよ。
どうしてそう急ぐんですか? すれ違う歩行者で歩道はいっぱいなのに、猛スピードでその隙を縫うようにギリギリですり抜ける馬鹿は、どういう思考なのでしょうか。歩行者がちょっとでもつまずいたりしようものなら、すり抜けそこなって接触事故は必至ですよ。
道交法では、歩道を走る際は「徐行」ということになっています。歩行者の横が空いてなければ歩く速度でついていくか、いっそ降りて押すのが当たり前。すり抜けはおろか、ベルを鳴らして避けてもらうのだってルール違反です。
その上、無灯火・傘差し・携帯注視なども多いですね。私も歩道を歩いていて正面から迫ってくる携帯片手の自転車に突っ込まれたことがあります。まぁ、「どこで気づくかなぁ(・∀・)ニヤニヤ」と思って、避けずに見ていたこっちも意地が悪かったですけど。
もっとも車道を走れば良いというものでもなく、車道の真ん中をフラフラしながら走る馬鹿とか、無灯火で右側を逆走する馬鹿とかは、轢いちゃっても無罪にしないと自動車のドライバーは割が合わないですよね。
この冊子、第2巻なのですが、1巻のテーマがなんだったのかも気になります。
そうそう、「気になります」といえばアニメ「氷菓」。
こちらも同じ頃の放送で、ちょっと良いシーンがありました。
自転車で千反田邸に行った奉太郎と福ちゃん。福ちゃんはサイクリスト設定ですが、奉太郎はママチャリに乗る普通の高校生。
で、帰る頃に雨が降ってきたので奉太郎は千反田さんに傘を借り、福ちゃんは自前のレインジャケットを着込み帰路へ。
...まさかの傘差し片手運転!?Σ( ̄ロ ̄lll)
しかし次のシーンを見ると、傘を差して自転車を押す奉太郎とそれに付き合って一緒に自転車を押すレインジャケットの福ちゃん。
一瞬でも「そんな不道徳なことしたら、劇中でそれを注意しないサイクリスト福ちゃん(および制作スタッフ)を見損なうよ!」と思ってしまったのは申し訳なかったです。
ジブリを始めとしてアニメ界では自転車好きが多いそうですが、京アニさんグッジョブ!です。
え、私ですか?
傘差しとか信号無視とか、高校時代の愛読書がサイクルスポーツだった自転車野郎のプライドが許しませんよ。
その他の詳しい法律的なことは、こちらのblogの「バイク、トライク」カテゴリーが参考になります。“普通自転車”の定義とか、「横断歩道を渡って良いの?」とか、普段はあまり意識していないことまで掘り下げています。興味のある方は是非。
(byぶらっと)
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