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2011年12月 8日 (木)

ガレージキット30年史~WFカフェ~

安部吉俊氏のサイン会で上野まで行ったついでに、秋葉原のWFカフェで開催されている「ガレージキット30年史」を見に行ってきました。
ゼネプロと海洋堂を中心に、黎明期(1980年代)のガレージキットが展示されています。

今の造形技術や複製精度と比べると見劣りするのは否めませんが、今見ても魅力的なキャラ選択や造形への思い入れなど見ておく価値は高いと思います。
特に気に入った作品をいくつかご紹介しておきます。これらのフィギュアや他の展示が気になる方は、ぜひWFカフェへお出かけください。

バイファムよりロディとペンチ:黎明期の作品ですが、このアニメのキャラはみんな魅力的でした。完成品の展示も嬉しい。
デフォルメ・アンヌ隊員:当時のアニメ雑誌で見たような記憶が。デフォルメ加減がイイ!Wf_c_1_2
チビネコ:こんな初期のころにキット化されていたんですね。こんな小さなキット(箱の厚みが2~3cm)で\2,100って! 今より材料も高かったんだろうな。箱だけじゃなくてキットそのものが見たい!
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ミンキーモモ:プラモ・メーカーもフィギュアに参入していた頃のキット。当時私も買いましたよ。半端に作りかけて放置しましたが。(^^;) きっちり完成させないなら、未開封で置いておけば良かったなぁ。
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ルーンマスカー:出渕裕氏の作品の立体化で、ものすごく雰囲気がよいです。左手首と馬の鎧の一部が破損しているのが残念ですが、これは現物を見ておく価値ありですよ。
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海洋堂の店内写真:店内で模型を作ったりイベントをしていた頃の様子も展示されていました。これを見ると、WFカフェでやりたいことが窺えます。秋葉原で成功するかは分かりませんが...。(^^;) いや、居心地が良いので続いてほしいですからね。なるべく利用したり、こうしてblogで応援したりしますけど。
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この展示のためか、作業スペースがなくなってしまったのはちょと残念です。1月中旬までは続くようなので、興味のある方はトレフェスやコミケの帰りとかにちらっと覗いてみてはいかがでしょう。

(byぶらっと)

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コメント

30年史、私も見に行きました。ボーメのミンキーモモレジンキットがなかったのが残念でしたが。(別メーカーだったのか)前のボーメ展で一番ひきつけられたのがそれでした。
洗練されてなくても何かひきつけられるものがある、それがいいものですね。

投稿: あのつくひと | 2011年12月15日 (木) 10時34分

■あのつくひとさん
せっかく行かれたのに期待したフィギュアがなかったのは残念ですね。スペースが限られているのも一因でしょうか。

技術的には今見ると技術的には見劣りする古いフィギュアも、作った人の情熱が感じられるものは今でも魅力がありますね。そういう作品を作りたいものです。

投稿: ぶらっと | 2011年12月15日 (木) 23時16分

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