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2011年9月12日 (月)

船の科学館

友人のblogでレポートを読んで「面白そうだからそのうち行ってみよう」と思ったものの、「そのうち」っていうのが曲者なんですよね。気が付くとそれから1年以上も経って、9月末で休館ということになってしまいました。
こういうのって「なくなる」って言われないと、なかなか腰が上がらないものなんですよ。(^^;)Fune_01 写真はオモチャじゃありません。デジカメの機能でミニチュアライズしてみました。

10年近く前、晴海トリトンに勤務していた時期があって、窓から船の形の建物が見えていたので気にはなっていたんです。
この建物、引退後のクイーンエリザベスII世の買収に失敗して、代わりに船の形のビルを建てたというのは今回初めて知りました。もし買収できていたとしても、今回の羊蹄丸と同じ運命を辿っていたかもしれないと考えると、良かったのかもしれません。

父親の転勤で中学・高校を秋田で過ごしたため、中学の修学旅行で北海道に行くのに青函連絡船に乗った経験があります。なので、身近で見られる青函連絡船は、ここからなくなってしまう前に見ておきたかったんですよ。
もっとも、中学の修学旅行なんて既に記憶の彼方って感じで、青函連絡船自体もあまり覚えていないのですけどね。卒業アルバムから、クラスの集合写真など載せてみましょう。Fune_02

船の科学館に行った当日はあまりの暑さに、屋外の展示や空調の効かない船内など見ているうちにぐったりでした。写真もあまり撮ってないので、レポートは冒頭でリンクを貼った友人のblogをご覧ください。(文章もそちらの方が圧倒的に面白いですし。)

羊蹄丸の船底を見られるツアー(リンク先PDFの項番3.②です)というのもあったのですが、土日祝日のみ開催で1日限定10人って少なすぎ!Σ( ̄ロ ̄lll) ちょっと早めに行ってみたものの、相当早くから待ってる感じの方々で既にいっぱいでした。
羊蹄丸、宗谷を見てから本館も見たのですが、一番面白かったのは羊蹄丸の中に再現された昭和30年代の青森の街でした。行く前は「こんな蝋人形館みたいなのいらねぇ!」って言ってたのですが、元気なうちに見たこともあって一番楽しかったなぁ。Fune_03

残念ながら今月末で一時休館。羊蹄丸は維持できないとのことで、引き取り手がなければ解体とか。まぁ、行ってみて思ったことですが、面白そうなモノがたくさんある割に、見せ方がイマイチと感じました。そりゃあ、お客さん来ないよ。JAXAの相模原キャンパスや相模原市立博物館は何度行っても楽しいけど、ここはもう一度行きたいと思えなかったもの。(^^;)
リニューアルの際には、ぜひ頑張っていただきたいものです。

(byぶらっと)

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コメント

 そうなんですよ、「休館」しちゃうんですよ「船の科学館」は。私は「にわか」と人混みがイヤなので平日、8日に行ってきましたケドね。
 「羊蹄丸」ですが、やはり「青函連絡船」と「国鉄所有」のモノでしたから、その「JR」に一時的に摂取された経緯がありますから、立場的に微妙なそうです。今のところ次に引き取り先は聞いてはいませんが、8月末に引き取り先の抽選が終了したそうなので、そのうち発表があるかも知れません。
 ただ、アレだけの事をしてしまうと「オリジナル」では無いので「資料的価値」は無いんですよね…。
 船の科学館、展示方法がホント微妙ですよね…

投稿: ハギハラ | 2011年9月12日 (月) 23時43分

■ハギハラさん
スミマセン。私も「にわか」です。(^^;)
羊蹄丸は、オリジナル状態が残る船底の見学に参加できれば良かったのですが、1日10人は門が狭すぎです。
こういうのを中心に持ってくるとか、展示物の見せ方を変えるとか、工夫の余地はありそうですね。

投稿: ぶらっと | 2011年9月13日 (火) 19時36分

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