二世の契り~想い出の先へ~【感想3】
今回、わたし的にダントツがっかりストーリーの雅刀と予想通り“普通”だった兼久です。(--; 前作がダークホース的に良かった雅刀だけに残念でなりません。
蛇陣ねえさん(♂)と主人公のスチル。確かに雅刀は淡泊そうには見えない! なんだか期待しすぎたのかな。( ´・ω・`) 感想=不満なので、書きにくいです。(^^; 秋夜&勘助とは別の意味で長いけど、それでもよければ続きからどうぞ。
これだけのボリュームを持ってして、なんで雅刀のストーリーがあんなに中途半端なのか?やっぱり掘り下げて欲しい点は、前半は“雅刀=まーくん”であったことへの戸惑いを支点に、子供の頃の思い出や現在の受け止め方の表現だと思う。ここでは、願い(=一緒にいたい)と現実(=現代に帰える)という狭間で揺れる気持ちを表現してるけど、それは他のキャラでも同じ話で雅刀でそこを追求されてもね。(--; 雅刀視点で“帰ればまた6歳年下の子供”、“残れば別れ”と迷うとかならまだしも。orz
今回の暁月もいい仕事してます。(笑) そしてGOOD・END後は、軒猿を抜けて絵師として生きることを選ぶまでの葛藤でしょう。雅刀の心中を思えば、簡単に軒猿を辞めると決断できないのは当然のこと。主人公にもう軒猿ではないと思わせておいて、実は続けてました・・・という、良いお話しをなぜ最後のちょびっとだけで表現したのか?勿体ない。ε-( ̄ヘ ̄)┌
その他、主人公は常に軒猿に護衛されてるはずなのに、腹痛起こしたり崖下に落ちた時に一人というのがご都合過ぎる。また、そのエピソードが話の展開に必要と思えない。ぶっちゃけ無くてもいいでしょ。orz なんかねぇ、深く考えもしていないウケる単発エピソードを並べて、最後につじつまだけ合わせたみたいなんだよね。消化不良だ。(;´д`)
それと、雅刀!怒鳴りすぎ。(--;
兼久はFDにしても、ラブラブ・シーンが追加されると思ってなかったので「こんなもんだね」くらいの感想。エプロン話や人魚姫話、「あなた」の呼びかけに硬直するコメディ系で良かったと思う。ただ、全体的に雅刀と同じで単発エピソードの連続。一つ筋の通ったストーリーという印象はありません。まぁ、同じライターさんなんだから当然か。
ラブは期待していません。お笑いで十分です。(^^; 腹が立つと言えば、戦場で上杉陣に忍び込んだ敵(武田方)に主人公が命を狙われるシーン。「誰が?何のため?」。武田側で主人公の存在を知っているのは勘助とその手下だけ。勘助が殺し損ねたと刺客を送ったのなら、この戦が終わろうと執拗に狙うはず。一回こっきりのエピソードに使っていい話じゃないと思う。
これは希望だけど、頭目時代、実弟を処断した話を勘助と奏のエピソードのように表現しても良かったのではと思う。兼久の過去を深く掘り下げれば、より兼久が主人公を受け入れがたいと思う気持ちも共感できるし。
う~ん、やっぱり雅刀だな。少し頭を冷やしてもう一回やってみようかな。もしかしたら今より面白く感じるかもしれない。(^^;
(byふらっと)
| 固定リンク
コメント