今「金子みすゞ」がブレイク?
ACのCMのおかげで、金子みすゞさんの詩集が売れているとか。
金子みすゞさんといえば「大漁」とか「お魚」の詩が印象に残ってます。きっかけは何であれ、多くの人が文学作品に触れる機会が持てるのは良いですね。
たまたまネットで、そのCMのパロディを拾いました。
---(ここから引用)---
「飲める?」っていうと、
「飲める」っていう。
「食える?」っていうと、
「食える」っていう。
「安全?」っていうと、
「安全」っていう。
そうして、あとで怖くなって、
「やっぱり摂らない方がいい?」っていうと、
「やっぱり摂らない方がいい」っていう。
こだまでしょうか。
いいえ、枝野です。
---(ここまで引用)---
ネットには発想が豊かな人がたくさんいると、いつも感心しています。
...って、笑い事ではありません。
現時点で政府が発表していることが事実ならパニックに陥るほどのこではないし、水の買い占めとかバカなことをすべきではありません。
それでも買い溜め・買い占めに走る人が後を絶たないのは、そういう国民性というのもあるでしょう。しかし、政府の発表が信じられないというのが大きいと思います。
放射性物質が漏れ始めた頃は、「同心円状に広がるので、離れれば拡散してしまうから安全」と言われていました。ところが金町浄水場から放射性物質が検出されると、「直線距離だけではなく、地形や風向きによって到達距離は変わる」と言い直されました。
野菜から放射性物質が検出された時も、「影響を受けるのは葉物だけ。根菜は問題ない。」と言いつつ、出荷停止の対象には「カブ」が入っていたり。
被曝したら危険とされる放射線量自体が、実際の放射線量に合わせるように増えていくなど、「じゃぁ、あらかじめ決めてあった“基準”って、何だったの?」という状態です。
今言われている“安全”が、数日後には覆される可能性がある。政府の言う“安全”が信じられない。「ただちに健康に被害が出ることはありません」って、じゃぁ「いつ被害が出るんだ?」ということにもなる。
だから過剰反応して疎開だ買い溜めだという騒ぎになってしまうのではないかと思うのです。
いたずらに不安を煽らないための情報統制が必要な場面もあるのでしょう。その時点で確かなことしか発表できないというのも分からなくはありません。
野菜の件でも、前者は放射性ヨウ素、後者はセシウムによる土壌汚染と状況が変わってきているのかもしれません。
しかし、発表を何度も覆すことは信頼を失うことに直結します。
不確かなことで民衆を惑わす発表をしないのは当たり前ですが、事が事ですので危険なことは包み隠さず公開すると共に、分かりやすく安全を説くのも政府の責任だと思います。
目に見えないから、難しくて理解できないから、余計に不安になるという心理だけでも取り除くべきです。
という訳で、twitterで拾った以下の文書を読んでみるのも良いかも。
2011年3月21日14時- 山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」講演会(前半)
2011年3月21日14時- 山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」講演会(後半)
相当長いですが、分かり易くきちんと説明されると多少なりとも安心できます。少なくとも二十歳を超えた人は、通常の生活をするには何も心配することはなさそうです。
ただ、今後も政府から発表される情報が信じられるとは限らない、
いつまで安心していて大丈夫なのかと思う方は、巡回先で紹介されていた以下のblogもお薦め。
放射性物質にさらされた世代
我々の世代は今さらジタバタしても遅いようですよ。(笑)
いい大人は水とか買い占めしてないで、子供や乳幼児のいる家庭に譲ってあげてくださいね。
(byぶらっと)
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コメント
重箱の隅を突くような事ですが
>「じゃぁ、あらかじめ決めてあった“基準”って、何だったの?」
この基準は「暫定基準」でして、完全な「基準」では無いんですよ。そして、「放射線に関する基準」が国内では定められていませんから、「これくらいの量だと危険」という専門家の意見から「仮」に設定したので「暫定」というワケなんですよ。
つまり、今回の事件によって今後の「基準」が設定されると思います。
細かい事ですが、このご時世、正確な情報を。という事で書かせていただきました。
投稿: ハギハラ | 2011年3月24日 (木) 22時04分
■ハギハラさん
補足ありがとうございます。
「暫定基準」がどういうものか分かり難いから、「ちょっとでも超えたらすぐに死ぬの?」くらいのパニックになっているんですよね。
“シーベルト”って単位もよく分からないから、「1ミリシーベルトを一瞬でも被曝したら一生の終わり」みたいに騒ぐし。
リンク先の超長文(^^;)ではその辺も分かり易く解説されているので、不安で仕方ない方や空騒ぎしている方には、じっくり読んで落ち着いてほしいものです。
投稿: ぶらっと | 2011年3月24日 (木) 23時07分
そうなんです。「核被曝国」である日本は、他所の国に比べて放射線に国民のほとんどがそこそこの知識を持っていると、私も思っていましたが、今回の事で、「被曝国でも全く知識がないのと同じ」と解りましたね。
放射線を、少しでも浴びたら即、命かかわると思っている方々がおおすぎますよね…。
投稿: ハギハラ | 2011年3月25日 (金) 06時18分
放射性物質と言っただけで、思考停止状態になっちゃう人が多すぎます。
もうちょっと冷静にならないとですね。
投稿: Algernon | 2011年3月25日 (金) 21時55分
■ハギハラさん
まぁ、私も引用した長文で理解を深めたクチですので偉そうなことは言えませんが、パニックになる前に情報を集めるべきだとは思いますね。
■あるじゃさん
危険か危険じゃないか、0か1のデジタルで答えを求めすぎなんですよね。
いつものリンクを貼りづらい巡回先では、分かり易くタバコに例えてました。
1本吸ったから直ちに健康被害があるわけではないけど、じゃぁ吸っても安全化と訊かれれば「吸わない方が良い」と答えざるを得ない。でも実際は習慣的に吸わなければそれほど害はないし、習慣的に吸っても天寿を全うする人もいる。
そういわれると分かり易いと思いました。
そして、闇雲に放射性物質に神経質になっている人ほど、タバコを吸ったりメタボだったりと、微量の放射線以上のリスクを自らとっているという分析も。(^^;)
それはそれとして、政府の発表が分かり難い、何か隠してるんじゃないかと疑いたくなるというのは、別問題なんですけどね。
※巡回先のサイトは「赤の7号」でググればトップに出てきます。が、職場では見ない方が良いです。
真面目な内容とエロが混在しているので、企業によってはセキュリティで弾かれる可能性も。(^^;)
投稿: ぶらっと | 2011年3月26日 (土) 00時27分