お江戸を食べよう!【人形町】
当日のランチは、粕漬けで有名な『魚久(本店)』でいただきました。(^Q^) ここの粕漬けは甘めですが旨みがあって好きです。時々デパ地下で買ってきて夕食にいただきます。
いろいろ食べましたが(この日はさわらです)、やっぱり銀鱈が一番美味しいかな。イカも酒の肴にはピッタリだけど・・・。
お店の歴史を見ると大正3年に鮮魚の小売りから始まり、割烹となり現在の粕漬け屋へと変わっていったそうです。なんだか高田郁の『八朔の雪 みをつくし料理帖』を思い出させます。味を守って歴史を刻んでいく姿っていいもんですね。(^-^)
人形町は評判の店が多いので、いろいろ寄り道したかった。orz
でも今回はお土産用に2店寄っただけ。人形焼きの『重盛永信堂』と和菓子の『壽堂』です。
前者は水天宮の交差点の所にあるお店。昔ながらの人形焼きの味がします。ウマイです!皮の焼き加減と餡のバランスが絶妙です。少々甘めですが、人形焼きはこれくらいでいいと思います。(^^)v
ドラマ“新参者”にも出たお店だそうで、大変繁盛しています・・・っていうか、ドラマ効果で人形町自体が今や人気スポットだそうです。とある鯛焼き屋さんは、1時間待ちの行列になっているとか。(^^;
後者は母がここの黄金芋(焼き芋に似せた焼き饅頭)が好きだったので、時々食べていた懐かしい味です。よく焼かれた皮の中は白あん(黄色いけど)がたっぷり、外はニッキがまぶされて匂いと味にアクセントを与えています。素朴な味わいです。
お店に入るとすかさずお茶が出ます。ちょっとした心遣いが嬉しい。(^-^) 中は「卸し?」と思わせるほど雑然としていますが、下町の気やすさがあって和みます。
昔気質の味に深く頷いた一日でした。
(byふらっと)
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