よかとこばい!そうたい!【5】
引っ張った九州旅行記も今回で最後。 今回の九州行きで“ぶらっと”が一番行きたかったハウステンボスです。
サンバークラシック誕生のきっかけになったテーマパークで、絶滅前に自分の目でサンバー達を見たかったというのが動機。
一度行ったことがある“ふらっと”は「何にもないよぉ~」と冷たい反応でしたが...
(写真はクリックで拡大します。)
とんでもない! 行ってみたら予想以上に楽しいところでした。
街並みは綺麗だし、石畳やレンガ敷きの道も趣があります。運河も含めてコンクリートやアスファルトがむき出しにならないようにしてあるとか。
ちょうどバラの季節だったので庭園も綺麗ですし、街の中も花があふれています。しっかり手入れが行き届いて、ものすごい手間を掛けているのが分かります。
セグウェイにも乗れて、しかも街角には新旧のサンバークラシックや、現行サンバーがあちこちに。もう、こんな幸せな場所はないですよ。
入場券なしで入れるエリアにも庭園があり、お弁当を持ってきてテーブルでランチしている人もいます。しかも空いてる!(いや、これはヤバイんですが。(^^;) ) こんなテーマパークが関東近県にあったら、迷わずリピーターになります。っていうか、お客さんが入らない理由がマジ分からない。もったいなさ過ぎです。
まぁ、遊園地と考えると家族連れには不評かもしれません。街並みの雰囲気を楽しみながら散歩するような場所は、テーマパークじゃなくて公園って言うのかな? 遊園地にしてはアミューズメントは物足りなかったり、公園にしてはいろいろ割高だったり。
ただ、バブル期の「皆がディズニーランドを目指すリゾート」から、H.I.S.が支援に入って立て直しを図っているようですので、今後に期待しましょう。
“ふらっと”には「オランダに行きたくなった?」と聞かれましたが、それはちょっと違うんだよね。数キロの範囲に凝縮された、生活感の希薄なテーマパークだから良いんだよ。
Wikipediaによれば東京ディズニーリゾートに匹敵する面積とか。そこに凝縮された異国情緒は、本当のオランダでは目に入ってしまう現実が排除された理想形。それでいてサンバーを始めとした街にとけ込む車達が普通に働いている適度な現実感。正に夢の国です。
さて、以降「続きを読む」にて園内で見かけた車(主にサンバー)を紹介したいと思います。興味のある方だけご覧ください。
初代のサンバークラシックはずいぶんと使い込まれていて、だいぶ老朽化も目立っていました。
それでも日常の作業に活用されている姿を見られるのは嬉しいですね。
荷物を運んでいたり、ホテルにクリーニングするリネンを回収に来ていたり。さっき歩いた時にはいなかったのに、戻ってきたら停まってたなんてことが多いのも楽しいです。
現行のサンバーでは、クラシック仕様でなくハウステンボスカラーに塗っただけの普通のサンバーもありました。専用のホイールキャップも省略されて、力が抜けまくりです。
本当なら、スバルはサンバークラシック、ヴィヴィオビストロがヒットした恩返しに、ハウステンボスのためだけにでもサンバークラシックを作り続けても良いくらいだと思うんですけど。それなのに、来年にはここのサンバー達も新車からはダイハツOEMに切り替わると思うと、赤帽に次ぐ寂しさを感じます。
ハウステンボスはスペシャルサンバーに出会える街としてもリピートしたいくらい気に入りましたが、それも現在活躍しているサンバー達が健在なうちでしょう。
まぁ、今は経営立て直し中なので、古い車両も大事に使ってくれることを期待しましょう。維持費が掛かるからって、あっさり廃車にされたりしないよね。(^^;)
最後にスバル以外の車もちょっとだけ。
雰囲気ピッタリの旧車、それっぽくしただけのクラシック風、「その無理矢理な鼻はいらなかったんじゃ?」という残念な車、修理中のもの等々。写真は掲載しませんでしたが、一部には土に還りかけているminiなんかも。わざわざそんな所を見に行く人もいないでしょうが、別に立ち入り禁止にもなっていない長閑さも良かったです。
大量の写真を貼りましたが、それだけ見所が多いって事で。(^^;)
まぁ、半分以上は車の写真なんですけど。\(^o^)/
さて、果たして再び訪れる機会は来るでしょうか?
(byぶらっと)
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