全天周映画「HAYABUSA」
昨年末にYouTubeで「探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力」を見て、にわか「はやぶさ」ファンになりました。(^^;)
真田さんの「こんなこともあろうかと!」ってヤツですね。オタクはこういう話に弱いんですよ。
一緒にcartopiaに載ったのを機に相互リンクしていただいたCreator Worksさんのblog「こなたよりこんなこと」で紹介されていた「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」を観に行ってきました。プラネタリウムのドームを利用した全天周映画というのは初めて見たのですが、視野全体に投影される映像は近ごろ流行の3D映画なんか目じゃないですよ。視野の端にスクリーンの切れ目が入らない臨場感は、半端な立体感よりスゴイです。油断すると映像の回転に合わせて自分が回っている錯覚に陥ります。
相模原市立博物館がお薦めとのことだったので、向かいにあるJAXA相模原キャンパスの見学と梯子して「はやぶさ」三昧の一日でした。
ところで、オタクの人達の間でも「はやぶさ」は大人気で、擬人化もされています。でも、その場合は必ず女の子なんですよね。しかし、この映画のなかでは「彼」って言ってました。...なんか違和感が。(^^;)
引き続きプラネタリウム「おかえりなさい はやぶさ」も見たのですが、こちらはイマイチでした。(--;) 事前に受付の方に「全天周映画と内容がかぶりますか?」と訊いたのですが、どうにもはっきりしない答え。「面白いかは説明員の話し方次第ですから...」とゴニョゴニョ言ってました。
まぁ、プラネタリウムなんて多摩センターのベネッセスタードーム以来何十年(?)ぶりなので、せっかくだからと見てきました。...あぁ、説明員次第ってこういう意味なんですね。\(^o^)/
「はやぶさの説明する前に、さっきの映画はみたの?」と言いたくなりましたよ。昔のプラネタリウムは、もっと面白かったと思うんだけどなぁ...なんて。
府中にもあるらしいので、プラネタリウムもリベンジしてみようかな。
「はやぶさ」は地球帰還への軌道に乗っていて、来月13日にはオーストラリアのウーメラ砂漠へカプセルを落下させる予定。あと一息、がんばって欲しいものです。地球帰還まではJAXAの特設サイトで見守りたいと思います。
(byぶらっと)
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コメント
いいな・・・ いいな・・・・
私もこの映画見たかったんですが…
本当に羨ましいです
投稿: ねこ | 2010年5月22日 (土) 09時09分
どうでしたか「HAYABUSA」は?意外と感動するんですよね。
さらに、私がおススメした「相模原」でとは、良い選択ですよ!あそこのプロジェクターは「ビクターの4k」と業界で大変評価の高いプロジェクターなんですよ。なんと言っても「黒」の映り方が深いですからね。
プラネタリウムと言うのはホントに解説員次第ですから、その為同じ館でも、解説員さんで、評価が変わったりもしますし、何度も行くようになると解説員さんが「この人かぁ」と喜憂する事に…。
ベネッセは私も何度か行ってますね。あそこは完全な「オート」ですからあまり外す事はありませんが、入りにくいんですよ。
それで、「府中市郷土の森博物館」ですが現在あまりおススメ出来る番組ラインアップでは無いですね…。
ちなみに、私も「昔の方が面白かった」とプラネタリウムにハマってしまったケースです。
投稿: ハギハラ | 2010年5月22日 (土) 09時13分
■ねこさん
内容もですが、「全天周」の映像もお薦めですよ!
上映館情報はこちらにありますので、是非。
■ハギハラさん
「HAYABUSA」を紹介してくれたことに感謝です。
思いっきり感動しましたよ。最後の大気圏突入のシーンは涙なしには見られません。
無事に帰還したら、続編も作ってくれないかなぁ。o(^^)o
何度もプラネタリウムに通う人でない限り、一度の解説員さんが「プラネタリウムの全て」になってしまうので、皆さんがんばって欲しいと思います。
事情が分かったので、夏の星座の頃にまた行ってみたいと思います。
投稿: ぶらっと | 2010年5月22日 (土) 14時21分
はじめまして。
HAYABUSAは本当に油断するとすぐ涙が出てきていけません。
相模原も府中も同じHAKONIWAシステムというのを使っており、北側の映像が切れてしまう特性は変わりません。ただ相模原の境目がはっきりしているのと違い、府中は境目がはっきりしない映像です。府中は、反射鏡式なので光が弱められて投影されているので相模原より低精細であるのは否めません。
が、音は断然府中のほうに分があります。音の迫力は違います。
府中の番組ラインナップは良く考えられています。
星の王子様ははやぶさにゆかりがあります。イトカワが小さい星でちょうど星の王子様の王子様の星とかぶるイメージ。星の王子様に会いに行きませんか?とはやぶさではキャンペーンをやったのです。私は当時まだそれを知らなくて1/88万にはなれませんでしたけれど。
999にはイトカワとはやぶさが出てきます。ま、いろいろと突っ込みドコロはあるのですが。
銀河鉄道の夜はものすごくきれいな映像作品ですよ。
府中の場合映像作品の前に星空解説がありますので、星空の情報をアップデートできるのが魅力の一つです。
相模原は本物のすごさ、府中では迫力の音、それぞれ館によって良し悪しがあります、それが味でそれを味わうのもいいと思います。甲乙つけがたいです。
投稿: alto | 2010年5月22日 (土) 20時19分
altoさん、はじめまして。
非常に詳しい解説をありがとうございます。
ネットを検索して、府中の方が音が良いという噂は耳にしていました。音はそれほど重視していなかったのですが、お話を伺うと府中でも見なければ気が済まなくなってきました。
星の王子様のキャンペーン、すっかり忘れていました。私たち夫婦は2/88万に入っています!
小惑星に名前を残すということで申し込んだのですが、「はやぶさ」の命名前だったので記憶が繋がっていませんでした。そうかぁ、これだったのかぁ。(^^;)
もう一度見に行くときは、マーカーを落とすシーンの見方が変わりそうです。
「銀河鉄道の夜」も気になります。相模原で紹介ビデオを見たのですが、桑島法子さんの声も良かったし、映像も綺麗だったし。
おかげさまで、さらに色々と興味が広がりました。m(_ _)m
投稿: ぶらっと | 2010年5月22日 (土) 23時28分