民主党さんも圧倒的な多数になれば、やっぱり数の暴力を振りかざすというのが確認できた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)
首相の政治資金問題や幹事長の政治献金問題、機密費、天下り、スパコン、その他ここであげつらうのは不可能ってほどグダグダな政権運営。まぁ予想通りではあるのですが、党首討論くらいは逃げずに受けておいた方が良いと思いますよ? まぁ、受けたら受けたで相当ヤバそうなネタ満載ですが、どうせ追求する側の自民党もグダグダだから大丈夫かもしれないし。(w)
さて、可笑しいのが麻生首相(当時)のバー通いや漢字の読み間違えを大げさに批判していた社会派(笑)ブロガーさんの沈黙っぷり。ここ数日はギャンブルネタばかりですよ。\(^o^)/
高知の白バイ事件などでは体制の不正を暴く憂国の士とも取れる言動をされていましたが、所詮は“パチンカス”の戯言だったのでしょう。まぁ、自らの支持政党に読者を誘導する手腕は大したものだと思いますが。
最近はこの方を見限り、別の方のblogを拝見しているのは以前も書いたとおりです。
ところで、今の勤務先には「広報部」なる部署がありまして、新聞記者上がりの方も勤めています。
その方の趣味も兼ねて、社内向けに1週間の業界記事の纏めと雑感が掲示板に掲載されるのですが、ちょうどあげつらいたいと思うことが書かれていたので、ちょっと長いですが引用させていただきます。
----(引用ここから)----
発足2カ月で鳩山内閣の支持率が、じわじわ下がり始めている。「こんなはずでは…」という国民の期待はずれ感が根底にある。
ムダを省けばひねり出せるはずだった財源が思うように確保できない。埋蔵金もふんだんにあるはずだったのに、誰もそれを言わなくなった。3兆円浮かせると言って始めた概算要求の仕分け作業も埋蔵金を足してやっと半分だ。仕分けは後半に入るが、目標達成は楽ではない。
しかもこの仕分け、財務省の“指導付き”というから、当初の意気込みとはだいぶ趣が違う。民主党は「脱官僚」が口先だけではできないことを思い知らされているに違いない。各大臣もひどい。それぞれ自らの省庁の利益代弁者になって、必死に予算を削られまいとする。仕分けに不平タラタラ、今やすっかり要求大臣になりはてて、自公政権となんら変わるところはない。
そんな中、閣僚としての資質まで問われる大臣が現れた。直嶋正行経産相だ。16日午前8時から石油連盟と懇談したが、8時50分発表の7~9月期GDP速報値を事前に洩らしてしまったのだ。
GDP速報値は株価にも影響を与える重要経済指標だから、マーケットが始まる直前まで発表されない。このインサイダー情報を直嶋経産相はうかつにも洩らしたことになる。
「解禁時間について知らなかった」というのが経産相の弁明だが、お粗末だ。平野博文官房長官が「政府の危機管理を問われる」とお灸をすえたのは当然といえる。
民主党に緊張感がなくなった。タガが緩んでいる。
オバマ大統領との日米首脳会談も、またカネを出す約束をしただけに終わったようだ。なんとアフガニスタン支援に5年で50億ドル(約5000億円)を拠出する。しかも、50億ドルの根拠は示されていない。腐敗したカルザイ政権で、どんな使われ方をするのか監視する手段もない。一方ではセコセコと足りない財源を生み出す仕分けをしながら、米国の顏を立ててアフガンへ大金を差し出す。あきれたものだ。
アフガンだけではない。パキスタンへ10億ドル(1000億円)を拠出する約束までしてしまった。給油支援を打ち切る見返りを要求され、諾々と従ったのであろう。
鳩山政権が目指す「対等な日米関係」は、どこへ行ったのだろうか。
懸案の普天間基地移設は未だに首相と外相の発言が食い違って、方向が見えない。
アメリカは、日本の前政権との約束である名護市辺野古への移設を主張している。そのために双方の閣僚級作業グループで具体的に詰めを行いたいとする。
これに対して鳩山首相は「日米合意を前提とした作業部会だとアメリカは言いたいだろう。しかしそれなら、作業部会を作る必要はない」と、辺野古案以外の選択を強くにじませる発言をしている。一方で岡田外相は「日米合意を白紙に戻せば、同盟にもさまざまな悪影響が出る。白紙に戻す選択肢は事実上、封じられている」として嘉手納への併設を提案しているが、これは米側にも地元にも総スカンを食っている。
結論を出す時期についても鳩山首相はオバマ大統領に「迅速に」と約束した。しかしこの「迅速に」もまた言葉が定まらない。岡田外相が「できるだけ早くと日米間で合意しているのだから、年内に結論に至りたい」とするのに対し、鳩山首相は「年末までにと約束したわけではない。来年1月の名護市長選(の結果待ち)が全く頭にないわけではない」と述べているのだ。
首相は、こうも言っている。
「衆院選の選挙中から県外、国外移転を申し上げてきた。沖縄県民の期待が高まっている」。これに対して外相は「マニフェストに県外とか国外、普天間という単語は書いてない」。言葉だけから見れば、首相の方が誠実だ。外相は明らかに誤魔化している。マニフェストに書いていないのは、3党合意を優先させたからだ。それまで民主党は自ら作製した「沖縄ビジョン」にも、はっきり県外・国外移転をうたっている。
民主党は、余りにも考えが安易すぎた。言うは易く行うは難しだ。事前にアメリカへの根回しもしていない。沖縄で県民と話し合った形跡もない。県外の移設地を具体的に検討・検証したふうもない。ただ、理想論を述べ立てただけでは成算が生まれるはずもない。
辺野古移転を飲めば、沖縄の反発を買う。「言うべき事は言う」とした対等な日米関係も怪しくなる。かといって、代替案も浮かばない。
不思議なのは首相、外相、防衛相が意見の摺り合わせをしないことだ。国の命運にかかわることなのに、個人的見解をバラバラに述べて徒に時間を費やしている。
首相は「しかるべき時に、私が決断する」と繰り返している。どこかで聞いた言葉だと思っていたら、漢字の読めない某国の前首相がお好きな言葉だった。前首相は決断の時期を誤って辛酸をなめたが、現首相の決断はどうなるか。
17日になって首相は「日米作業部会の結論が一つにまとまれば、一番重い決断として受け止める必要があろうかとは思う。名護市長選の結果が出るまで結論を出すべきではないと言ったつもりはない」と言い出した。すると今度は岡田外相が「辺野古案も選択肢」と漏らす。
まさに迷走している。こうして政治が迷走すればするほど、国民の暮らしはますます困窮する。17日に発表された09年版自殺白書によれば、08年の自殺者が3万2249人となり、11年連続で3万人を超えたという。生活苦・経済問題で死を選んだ人は7000人にも及ぶ。学生・生徒の自殺率も上がっている。
10月26日の所信表明で鳩山首相はこう述べている。
『(前略)私もまた、この夏の選挙戦では日本列島を北から南まで訪ね、多くの国民の皆さまの期待と悲痛な叫びを耳にしてきました。青森県に遊説にまいった際、大勢の方々と握手させていただいた中で、私の手を離そうとしない一人のおばあさんがいらっしゃいました。息子さんが職に就けず自らの命を断つしか道がなかった、その悲しみを、そのおばあさんは私に対して切々と訴えられたのです。
毎年3万人以上の方々の命が、絶望の中で断たれているのに、私も含め政治にはその実感が乏しかったのではないか。おばあさんのその手の感触、その目の中の悲しみ、私には忘れることができませんし、断じて忘れてはならない。社会の中に自らのささやかな居場所すら見つけることができず命を断つ人が後を絶たない。しかも政治も行政もそのことに全く鈍感になっている。その異常を正し、支え合いという日本の伝統を現代にふさわしい形で立て直すことが、私の第一の任務です。』
鳩山首相は、自らの言葉をもう一度思い出してはどうか。
20日未明、民主党は、「返済猶予法案」を衆院本会議で強行可決した。これも「自公のように数のおごりで国会運営はしない」と言った自らの言葉を踏みにじるものだ。国会開会を遅らせ会期延長もしない。これは鳩山、小沢両氏の献金問題の追及逃れだとされる。何をかいわんやだ。政権交代の大義が次第に霞んで行く。
----(引用ここまで)----
民主党政権が無事に来年の参院選まで持ちこたえられるのか、それ以前に歳を越せずに終わるのか、しばらくは爆笑しながら見守りたいと思います。
しかし、いつまでも笑ってばかりもいられません。
この他にも民主党さんは“日本”国民の9割が反対している「外国人参政権」だの「国籍法改正」だの、マニフェストで内緒にしていた馬鹿な考えを押し通そうとしている様子。(詳細はいつも参照させていただいているお友達のblogの2009年11月13日~11月17日くらいをご覧いただけると分かりやすいと思います。)
ネットではあちこちで問題視されているこれらのことが、テレビなどでは全く報道されないのも困ったことです。(--;) 「報道しない」ことに何らかの思惑が絡んでいるのだとすれば最悪ですね。orz
(byぶらっと)
最近のコメント