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2009年7月19日 (日)

愛想笑う?

作業のBGMにアニソンを聴いていて気になること。
「鋼殻のレギオス」のエンディングテーマ、Chrome Shelledの歌う『ヤサシイウソ』の歌詞なのですが...

「アナタが見えずに いつも 愛想笑って
キミの腕の中 抱かれていた」
...愛想笑う...か?(^^;)

この曲を聴く度に、日本語の「笑う」表現って面白いなと考えています。
「愛想笑い」は「する」です。
「嘲笑い」は「する」こともあれば、「嘲笑う」こともあります。
「薄笑い」になると「浮かべる」だったり。
日常よく使うところでは「大笑い」「爆笑」「思い出し笑い」「苦笑」など、他にも「忍び笑い」「照れ笑い」「泣き笑い」「片笑む/片頬笑む」なんて言葉もあります。
「呵々大笑」「艶笑」「憫笑」といったちょっと凝った表現や、最近読んだ森見登美彦氏の本で知った「莞爾(かんじ)として笑う」(にっこりと微笑むさま)なんて笑い方も渋いと思います。「笑う」表現だけでもまだまだ沢山ある日本語って、綺麗な言葉だと感じます。

ところで最近、掲示板などで若い人の書き込みを見ていて気になったことがあります。
「微笑(ほほえ)む」と「ほくそ笑む」の区別がついてないんでしょうね、「レジのお姉さんが僕にほくそ笑んでくれた」なんて書いてあったんですよ。語感だけで話す所為で、誤った言葉の使い方をしている人って偶にいますよね。(いや、ホントに「ほくそ笑」まれたなら、それはそれでイヤですが。(^^;) )
冒頭の歌詞については、「いつも愛想笑いして」ではメロディーに合わなかったのでしょうし、あえてちょっと違う表現をすると新鮮な感じがするので、分かっていて「愛想笑って」いるのかもしれません。でも、こうしたところから言葉を覚える若い人が、せっかくの綺麗な日本語を乱していくとしたら寂しいことです。

「ら抜き言葉」や「ヤバイ」など日本語の乱れとしてよく挙げられる例もありますが、その程度は時代の流れで仕方ないこともあると諦めもつきます。(自分は使わないですけどね。)
それよりもこういう綺麗な表現が失われたり、いつの間にか意味が逆転してしまった諺など、もっと「ヤバイ」乱れってあると思いますよ。年寄りとしては、精一杯時代の流れに抵抗するよう、頑張ります。

(byぶらっと)

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コメント

ふらっと☆ぶらっとが抵抗したの?

投稿: BlogPetのバステト | 2009年7月20日 (月) 14時13分

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