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2008年6月17日 (火)

絶望した! 濃色ガラスを押しつけ続けるスバルに絶望した!!

スバルファン待望の7人乗りミニバン「エクシーガ」が正式発表になりました。
「あの頃のように走れ 家族の笑顔を連れて 本気の7シーター」(ティザーサイトより)
良いコンセプトだと思います。家族構成からやむなくミニバンに乗り、もっさりした走りに我慢していたお父さんも、エクシーガなら運転を楽しめるようになるでしょう。お父さんのウキウキした気持ちは家族にも伝わり、家族も皆で楽しめると。
残念ながら我が家は2人暮らしなので、ミニバンの購入層からは完全に外れてます。乗用タイプのミニバンは投入時機を逸しているなんて陰口も聞こえてきますが、ここは「スバルさん、頑張って」と見守りましょう。

ただ、先日も『「7シーターパノラマツーリング」というキーワードの通り、ちらりと見える画像から推察する限り濃色ガラスやクリアテールランプを強制はされない様子。(中略)エクシーガをきっかけにスバル全車で濃色ガラスやクリアテールランプを撤廃して欲しいものです。』と書いたとおり、濃色ガラスからの脱却を期待していただけにガッカリしたのは否めません。
結局正式発表されてみれば、ここ最近の設定と同じで「最廉価版以外は濃色ガラスが標準。最廉価版もオプション一つ選択すれば濃色ガラスもセット。」という状態。わざわざ「7シーターパノラマツーリング」なんて言ってますが、これでは単に7人乗れる肥大したレガシィにしか見えません。
世の中のユーザーは本当にそれほど濃色ガラスが好きなのでしょうか? 中には仕方なく我慢している人や、意識してないから暗いこと・危険なことに考えが及ばない人もいるのでは? 「7人で楽しく出かけよう」という車なのに、見栄え優先でリスクをユーザーに押しつける姿勢を改めなかったスバルには絶望を感じました。

まぁ、「濃色ガラス好き」と「好きではないが我慢できる人」、あとは「気にしてない人」だけに売れれば、「絶対イヤ」という人は買わなくて良いということなんでしょうね。
濃色ガラスがイヤで購入を止める人の損失分と素ガラス車を生産するコストを比べて、
濃色ガラス嫌いなユーザーを切り捨てるという販売戦略を取ったのであればしかたないこと。
今日のエクシーガのリリースで、スバルの方向性がまた一つハッキリと見えてきました。
最後にもう一度エールを送っておきましょう。「スバルさん、頑張って」(棒読み)。切り捨てられたユーザーも、生暖かい目で見守ってますよ。(--;)

P.S.
私事ですが、1年半前にBFのISCバルブが壊れた際、実はディーラーさんにはかなり強く買い換えを迫られました。(当時のblogには詳しく書きませんでしたが、それはもう「ハンコ押すまで帰しません」とばかりに4~5時間も軟禁状態に。(^^;) )
こちらも日頃お世話になっていることもあり、これから維持費がいくら掛かるか分からない車に乗り続けるより気持ちよく買い替えようと、初めの1~2時間は試乗したり真剣に検討したりしてました。
車高は高い方が格好良いと思っている「古いスバリスト」なのでアウトバックに乗りたかったのですが、100歩譲ってATは我慢するとしても、どうしても濃色ガラスだけは我慢できず。次点で2.0iのB-Sportが5MTだしお買い得感もあって良かったのですが、やはり濃色ガラスが強制されるので却下。
「じゃぁ、2.0iのオプションなししかありませんね。」という営業さんの笑顔に「なんでそこまで我慢して買い替えなきゃいけないの?」と口に出せない疑問が湧き、そこからの2~3時間は「後は色を選ぶだけですよ」という営業さんと「車種・グレード自体の選択肢がない」という私のすれ違い。\(^o^)/ こちらも何とか妥協できる車を見つけて契約しようと努めましたが、R1やサンバーまで候補にしてもどうしても濃色ガラスがネックに...
最後には「その場で契約を迫るキャッチセールス」のような様相を呈してきて、「お腹すいたので帰らせてください(;_;)」と泣いて頼んで帰ってきた次第。
それほどまで濃色ガラスが嫌いなユーザーもいると言うことをお伝えしておきます。

関連記事:
本当に「お客様第一」でスバルの車は良くなるのか?
BL/BPレガシィへの買い替えを見送った本当の理由


(byぶらっと)

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コメント

まぁ、ガラスにこだわる人は少ないでしょうね。でもほしいグレードがないって話はここだけではなくいろいろ聞きますし、私自身もそう。

組み合わせが増えると作りにくいし、売りにくいってのはわからないでもないですが、もう少し自由な組み合わせで選べてもいいかなぁとおもうことは多々あります。

大排気量NAに6速MTが本当に必要か?とか。スポーツな走りに本皮なんていらない(すべる)のにとか。

グレードが安くできるやつと、高く売りたいやつという観点で組み合わせられているのが明白で、用途として必要な、合理的な組み合わせに必ずしもなっていない感じが否めませんね。

スバル乗りにはこだわる人が多いのだから、いろんな組み合わせに対応できるような生産方法とか販売方法とか工夫してもらいたいものです。個人的には本当にほしい組み合わせが自由に選べるなら多少割高でもしょうがないかなぁと思う次第です。

投稿: がっちゃん | 2008年6月17日 (火) 23時48分

■がっちゃん
う~ん、やっぱりガラスにこだわる人は少ないですか。
皆さん濃色ガラスが好きなのか、どっちでも気にしてないだけなのかは興味ありますが。

合理的な組み合わせになってないというのは同感です。組み合わせはどうにでもなるはずのことなので、「自由に選ばせてくれるなら多少高くても」というのには大いに賛成です。

投稿: ぶらっと | 2008年6月18日 (水) 00時28分

ガラスの件に関しては

私は「気にしない」派ですよ。
あっても、危険を感じた事とかは未だに無いです。

むしろ、「有っても良い」と考えてます。

多分、
個人差にもよる点もあると思いますが、
個人の動体視力や・夜間の視認性云々の先見的知識が先行して、過剰に危険と判断している場合もあると思います。

素ガラスでも、わざわざフィルム貼る方も大勢いますからね・・・(最近では、IRとかUVとかの機能も有りますしね・・)。

最近の近所付き合いとかにも似てますが、プライバシーを気にする方々が多いのだと思います。
だから、普及したのだと・・。

昔はこんなのなかったから、ラメ入りのマジックカーテンとか、本物のレースカーテンなんかつけていたりしましたね。
ミニバンとか高級車では、90年代までカーテンは有ったんじゃないかな?

ただ、どのメーカーもそうですが、
まぁ、もう少しは柔軟に対応しても良いとは思いますがね。

昔なら、70年代のトヨタ・セリカや、比較的最近なら三菱 EKワゴンなど、完全オーダーシステムなんてのがあって、自分なりの一台を注文できた場合も有ったんですがねぇ~。

結局、採算の問題で淘汰されていきました。

ぶっちゃけ、手間が掛かるからしたくないのと、そういう客が増えると面倒だからだと考えられます。

売る商品はメーカー側で管理したい、だから客には選ぶ権利はあるが、カタログ以上の注文は出来ない。
まぁ、こんなところでしょ?
ラインの移動とかで大変だからではないかと・・・・?

料亭とかに行って、「自分好みのを作ってくれ!」と言うのに近いのかも知れません。

要するに、
簡単に言うと、

売っている車を買った後、自分の好きな様にカスタマイズしなさい!と言う事だと思いますよ。

車いじりの基本でもある、チューニングやレプリカ、レストアやカスタムカー等を見れば、皆思い思いの車を具現化し実現させています。

もちろん、そんな方々は「無いなら作れば良い」と言う不屈の精神を持ってます。
お金も掛かりますし、時間も掛かる。
自分でするなら手間も掛かる。
でも、苦悩したり・楽しんでやっていると思いますよ。

行き着く先はそこだと思いますね。
私もこんな考えなので、ハナからメーカーには期待なんかしてません。

メーカーは何通りか用意するから、後は好みでいじってね!
つー事だと思いますので、それがメーカーの限界だと言うことだと思います。
所詮、量産車クラスの車ですので、仕方ないことです。

クラス上になれば、ロールス・ロイスなんかは完全オーダーメイドらしいですね。

ある意味、ハンドメイドだから出来ると言う問題だと思います。

やっぱ金ですよ。
妥協の産物が量産車であり、市販車でしょうからね。

まぁ、後は国産のどのメーカーがいち早く、こういう方々の意件を取り入れるかによって、また明暗も分かれるところでしょう。

投稿: SCN | 2008年6月18日 (水) 02時20分

■scnさん
やっぱり「気にしない」という方もいらっしゃるのですね。

私は実際に危険を感じたことがあるので拒絶反応が強いのだと思います。で、メーカーだって多少は分かっているだろうと思うから文句を言いたくなります。
売れることが最優先の他メーカーがどうしようが気にも留めませんが、ユーザーの安全を最優先してきたスバルだからこそ昨今の濃色ガラスの強制的な押しつけは非常に残念に感じています。

素ガラスに後からフィルムは貼れますが、濃色ガラスの色は剥がせないんですよ。(^^;)
ガラスに色を付けなくてもUV/IRカットはできますし、最廉価版のために素ガラスも作っているのだから、もう少し融通を利かせて欲しいと思うんです。
最廉価版を買って自分でカスタマイズするのも良いですが、サイドエアバッグなどメーカーオプション以外ではどうにもならないものもあります。それと濃色ガラスをセットにされては、車自体を諦めるしかないのです。
ユーザーが自分でフィルムを貼って危ない目に遭うのは自己責任で好きにしてくれて構いませんが、メーカーに強制されたくはないというのが私の気持ち。

今回の記事にも書きましたが、メーカーがそんな“一部の”ユーザーを切り捨ててでも効率を優先することは理解してますよ。企業として利益を上げなければならない量産車ですから、仕方ないことでしょう。
ただし、販売方針は理解しますが、企業理念を曲げることに理解はできません。そうなると、「買わない」という選択肢しか残らないのは寂しいことです。

そろそろこの話題もウザがられる頃でしょうし、こちらも諦めモードなので今回を最後にしようかと思います。
トラバを送り続ければいつかは富士重工業さんにも通じるかと思って書いてきました。「パノラマ」を謳う今回のエクシーガには期待したのですが、今のジリ貧な状態ではムリみたいですね。

もちろん「売れること」は必須条件ですが、スバルだけは「ユーザーの安全」を最優先にすることで売れることを目指すという昔からの姿勢を守って欲しい...というのはノスタルジーなのでしょう。(^^;)
2008/6/6の記事でちょっと書きましたが、今時の人は売り上げランキングでしか本を買わないとか。車も同じで、ユーザーが「自身や家族の安全」よりも「売れ筋を買うことでの安心」を優先する世の中では、理想だけを追っていても商売は立ち行かないんですね。
scnさんのおっしゃる「いち早く、こういう方々の意件を取り入れるかによって、また明暗も分かれる」ところでスバルに頑張って欲しいのですけど。

スバルに啓蒙されて安全意識が高まってしまったがために、スバルの車を買えなくなる日が来ようとは思ってもみませんでしたよ。\(^o^)/

あ、そうそう。「カスタマイズも結構」と書きましたが、私はノーマル至上主義です。富士重工業の実験部の方が走り込んで煮詰めたセッティングを信頼してますから。
街乗りならそれで十分。素人が変に弄ってバランスを崩すリスクを負う気は毛頭ありません。
また、ユーザーが試行錯誤をしなくて良い完成度のものを提供するのも、メーカーの責任ですよね。その上でさらなる快適性を求めたり、サーキット走行やジムカーナなどメーカーが想定した以上の走りを追求したりはありだと思います。しかし「ハナからメーカーには期待なんかしてません。」というのはメーカーの方々にも失礼だと思いますよ。

メーカーが見失っていることがあれば根気よくそれを伝えるというのもスバリストの一つのあり方だと、私自身は考えています。...余計なお世話かもしれませんけどね。(^^;)

投稿: ぶらっと | 2008年6月18日 (水) 21時13分

あの〜
ワタシも
絶対に許せない濃色ガラス派
です。

利幅を出そうと思うなら、素ガラスだけで売って、オプションで暗くする方がまっとうだと思いますよ。
「UV/IRカット素ガラス採用」が「安全第一」という大義名分の元に決行される日を望んで止みません。

メーカーはやはり、安全から一歩でも遠ざかるものを標準としない、という姿勢を貫いて欲しいものです。

>「パノラマ」を謳う今回のエクシーガには期待したのですが、

期待をすっかり外されて、アイサイトも積まずに…
富士重工さんでは、墓穴を掘り続けることに方針を固めたのかも知れません。それでもなお諦めきれないので…

ワタシも叫び続けたいと思っていますm(__)m

投稿: 絃爺 | 2008年6月19日 (木) 00時50分

色々な考えが出来ますからねぇ~?
難しいお話なんでしょうね、結局。

ここで色々な意件や批判をしても愚痴止まりですし、
そういうオプション設定がないのも、所詮はまだ購入者達の多くが「気にしてない」か、「有る方が良い」の方々が多数だからだと思います。
「無い方が良い」と言う意件の方々は、その他少数と言う風に捉えられているのでしょう。

後、
こういう反対派のフラグには、反対派の意件も多く集まりやすく、購入予定者の多くはそういう意件が多いと錯覚してしまうのも落とし穴と考えれれます。
良くも悪くも、実際は販売台数で裏づけされるでしょうから・・。


それと、「ハナからメーカーには期待なんかしてません。」と書いたのは、メーカーの「対応には」期待はしてないと言う見解です。
車作りが自動車メーカーの主力製品である以上、車としての出来上がりには期待はしますが、そこまでです。

古い車も持つと分かりますよ。メーカーは期待できませんし、メーカーに期待している旧車所持者は殆んど居ないと思いますよ。
古いから・・・と、簡単に片付けてメーカーの責任は何もないです。
所詮は有志が集い、団結して一台でも多く後世に残そうと頑張るだけです。

「スバルの車は安全」・・・・も、
これに関しては、他社と比較してもそんなに差はないと思いますし、他社に対してアドバンテージもあるとも思えません。
良くて五部か、装備に関してはそれ以下かと・・・。
確かに、国内や国外でのその様な部門で1位とかを獲得してはいますが、大差での1位ではないですね。
第一、装備はするものの、他社より装着が遅れる傾向が高いです。つかの間の1位で、又抜かれる可能性は十分高いです。

後は・・・

「最廉価版を買って自分でカスタマイズするのも良いですが、サイドエアバッグなどメーカーオプション以外ではどうにもならないものもあります」

結論から言えば、エアバックと言えど後から取り付け可能です。
補修部品扱いになりますから、工賃や部品は割高でしょうけどね。
不可能ではないが、そこまでやるか?と言えば、9割以上の方はやらないでしょうが、1割未満の方はやる場合も有りうる。

「それと濃色ガラスをセットにされては、車自体を諦めるしかないのです。」

これはもっと簡単、「素ガラス」に換えれば良いだけです。
ガラスで交換できない事はないですが、上記の理由でやらない方が大勢でしょう。

結局は、やる気があるか無いかで、やれば作れる。


でも、それ自体を自主的にメーカーにやって欲しい!となると、難しいのです。

企業理念なんてものも、あってないようなものですよ。
あんなのは「建前」です。

日本人が、昔も今も変わってないのか?と言えば、変わっているハズですよ。
世代交代もありますし、時代の流れもあります。
変わらない方がむしろ、変かもしれません。
それが変わらない方が良かったとしても・・・。

そんな事が企業でも、見えないところで確実に起こってます。時代の流れには逆らえないし、時代の流れに合わせて変わるものだと思いますね。

その意味では、時代のニーズに合わせてもっとも成功しているのはトヨタでしょうね。
車好きには余り好感度は良くないが、車に余り関心の無い多くの方は、車と言えばトヨタと答える人が多いでしょう。


最後になんですが、
私も、ノーマル主義だったんですよ。

ただ、絶対ノーマルが一番良いと信じ込む人と、車で走って楽しむ人の対決が、漫画「オ-バーレブ」で書かれた事があります。(10巻かそこらかな??)
読まれてなければ一度読んで見てくださいね。

その影響もしかりと、CPUとかを交換した時に、ハッキリ体で体感できたのも大きいですね。

MCがなぜあるのかも需要な点ですね。
商品力維持の為もあるが、改良の余地があるからです。
メーカー自体がカスタムしているともとれます。
無論、「メーカーだから最高によい!」とも考えるし、作り手だから安心できるとも考えられますが、実際の開発エンジニアの意件からは、やり残しや不満の意件は多数聞かれます。
それは、最終型でも同じことで、メーカーで穴埋め出来ない点は少なからずあると言うことです。
それを埋めるのが社外メーカーのお仕事です。


それと、「完全ノーマル」と言うモノを維持するのには、土台無理と言うのもあります。
それは、ネジから各種油脂類から消耗部品から全部、いや全てを純正部品で維持しようとすることを物語っており、メーカーがそれ以外を認めてないと言う訳にもなります。
無論、カー用品店で売っている社外部品やアクセサリーまでご法度なことになっちゃいます。

じゃ、結局なんなんだ?と言えば、
何から何まで、自分の理想通りの車なんて販売された事は今までに無いだろうし、これからも無いと断言できることでしょうね。
そんなのは、土台量産車メーカーじゃ無理。


まぁ、僕はポジティブな考えなんでこんな風に考えて、まるで「メーカーのやっていることは正しい」と代弁している様に思われているかも知れませんが、そうではないです。

意件を通すとなると、人を・・・、メーカーを動かすということです。
なら、同じ賛同者を集め、意件書を提出するなり行動を具現化しなければ、現実的に中々前進はしない可能性は高いです。
自分に出来なければ、他の方でも良いです。
結局、束にならなければ無に等しい訳ですから。


まぁ、現実を見据えて暖かく見守りましょうと言いたいのです。
いちいち考えすぎると、気が滅入りますよ。多分・・・。

そんな僕も、デザインにはうるさいですけど(笑

これで締めますね。出すぎた意件ならスンマセン。
以上、統括した僕の意件でした。


投稿: scn | 2008年6月19日 (木) 04時23分

■絃爺さん
コメントは自粛(^^;)してますけど、blogは拝見していますよ。
濃色ガラスには反対しつつも、それ以外の良いところをしっかり感じ取っていらっしゃるのは流石だと思います。
私も悪いところばかり取り上げてスバルのマイナスイメージを煽るのは本意ではないので、濃色ガラスについてのトラバは今回でおしまいにするつもりです。

それというのも、私の所属するスバル車のオーナーズクラブへ、富士重工業のOBの方から「スバルに関するご意見募集」というアンケートの依頼がありました。そのOBの方は私のblogもご覧になっていたそうです。それだけでアンケートに繋がったわけでもないですし、その後どういう形で現役世代に伝わるのかも分かりません。また、現状の販売戦略や市場の多数意見などもあることなので、すぐに何かが変わるとも思いません。
ただ、富士重工業にはユーザーの声を聞いてくれる窓口がある、そして少数意見も伝わることがあるというのが分かっただけでも嬉しいことです。

敢えて苦言を呈することも無駄じゃなかったと分かったし、アンケートでも私の日頃の想いや現代版SUBARU360の提言など伝えることはできたと思うので、次からは別の主張をしていきたいと思います。
あ、もちろん悪いことばかりにはしませんよ。(^_-)-☆

■scnさん
scnさんのおっしゃることはすべて理解していますよ。その上で「スバルに育ててもらった自分がスバルのラインナップから選択肢を見いだせない現実」に失望感を持っているだけのことです。
一人で吼えても何も変わらないのも承知しているし、少数意見に振り回されていてはメーカーとして生き残れないのも当然のこと。ただ「何で宗旨替えしちゃったの? 寂しいよね。」って気持ちは長年のユーザーとして表明しておきたいのです。それがどんな形にしろ、少しでも現場に伝わってメーカーの考え方の幅が1mmでも広がれば、せめてもの恩返しかなと。
「そういうのを独りよがりって言うんだよ」と言われてしまうと返す言葉もないですが。(´・ω・`)

一つご理解頂きたいのは、車に掛ける情熱・お金・時間は人それぞれだということ。私は「車好き」とは言っても、車弄りが好きなのではなく、気持ちよく走るのが好きなだけです。
他にもお金の掛かる趣味(旅行)や、べらぼうに時間をとられる趣味(造形)もあるので、本来ならメーカーが揃えて然るべき装備にわざわざ割高なお金を掛けたり、それを安くあげるために自分で作業する時間を掛けたりする気はありません。車に無頓着というわけでもないだけに余計に始末が悪いですが、そういう車の乗り方の人もいるってことです。

BFだって気に入って乗っていても、維持に多額のお金や他の趣味を制約するような時間が掛かるようになったり、日常の運行に不安を感じるようになってまで延命措置をする気はありません。
旧車乗りの方は「それが楽しい!」のでしょうが、私の楽しみはそこじゃないんですよ。(^^;)

現状のスバルの販売方針と私の求めるものがズレちゃったのなら仕方ないこと。今BFが壊れたら、例えばミニなど6MTで走りが楽しめて素ガラスも選択できる車を選ぶことになるのでしょう。
いずれにしろ100%満足できないなら、95%満足できるはずの車で濃色ガラスのために30%の我慢をするより、80%の満足を取るって感じですね。
BFが元気なうちにメーカーなり市場なりの状況が変わることにささやかな望みは託しています。そのためにもネットの片隅から私なりの考えを発信している次第です。それだってblogの使い方の一つですよね。
さすがに私ごときの記事が世の中に何がしかの影響力を発揮できるとも、それで世の車に無頓着な人びとを変えられるとも思ってないですからご安心ください。(^-^)

投稿: ぶらっと | 2008年6月19日 (木) 21時52分

はじめまして。アウトバック3年目のオーナーです。SUBARU BLOG のTBから来ました。あまりに激しいタイトルなのでどんな内容が書かれているのだろうか?と思わす来ちゃいました。
私の感想は、色んな人がいるんだな~と思いました。まぁその程度です。人それぞれ執着する場所が違うんだな~と。もっとも私はできるならもっと濃い濃色ガラスにしたいぐらいです。
私の営業担当から聞いた話ですが、購入後、月1回様子伺いの電話がこないからと言って激怒したお客さんがいると聞きました。その時も色んな人がいるんだな~と思いました。
早い話、気に入らないなら乗らなきゃいい訳だし、日本では国産に限らず世界中の車が手に入る訳だからそこから探せばいいのでは?
ちなみに、私は、アウトバックが今のライフスタイルと自分の収入から、最適な車だと思っています。

投稿: アウトバックオーナー | 2008年6月19日 (木) 22時03分

■アウトバックオーナーさん
はじめまして。
お騒がせしているようで、スミマセン。m(_ _)m

確かにこだわりどころは人それぞれですね。私もその昔、雑誌でBFのユーザー評価を見たときに「シートに毛玉ができるのは許せない」という元トヨタ乗りの方の意見を読んで唖然としたことがあります。もちろん自分のも毛玉だらけでしたが、言われるまでそれが苦情の対象になるとは思いもよりませんでした。濃色ガラスも言われるまで気にならないという方や、アウトバックオーナーさんのように好む方も多いのでしょうね。

そんななか、満足できる車に出会えたアウトバックオーナーさんは羨ましいです。細かいこだわりが増えるほど、組み合わせによって満足できる確率は減ってしまいますからね。
レオーネ時代からスバルに乗り続けているオールドユーザーが、ここ数年の合理化に「昔のスバルはどこに行ったの?」とノスタルジーから愚痴ってると思ってください。
もちろん気に入らないから乗り替えないのですが、永遠に乗り続ける訳にもいかないのが悩みの種です。(^^;)

投稿: ぶらっと | 2008年6月20日 (金) 00時06分

一応スバル車暦を追記させて下さい。
レオーネ(1980後半)→(途中、パジェロ、デリカに浮気)→250Tエアサス(BG9後期)→ランカスター2.5(BH9D)→アウトバック2.5(BP9)私もオールドユーザーになると思いますが?
ちなみに、次の買い替え予定は、ボクサーディーゼル搭載アウトバックですかね?。EXIGAも発売初日に試乗しました。また、アウトバック2.5XTも試乗済みです。知り合いが乗っているアウディやBMWには敵いませんが(値段も違うので比較する事自体おかしな事ですが)、私の中では国産車で比較できる車はないです。
趣旨に反している内容でしたら削除して下さい。

投稿: アウトバックオーナー | 2008年6月20日 (金) 02時33分

生暖かくスバルを見守る私がkimashitayo(爆笑)

ぶらっとさんの記事を読んでみて、どれくらいの車が濃色ガラスを使ってるのか、または選ばれているのか、気をつけてみてみました。すると意外と多い事に気づきました(w) あ、私のモデルもそう言えば濃色ガラスだったなぁなんて、そんな具合で、私のB4も濃色ガラスですが、特に危険な思いをした事が無いので、抵抗感は特に無しです。

実際のところ、大昔の一時期、ブロンズガラスが流行った様に、時代の潮流に乗っかっただけの事の様にも思えますね。スタイリングからみると、グラスエリアの連続性を出す為のピラー隠すのに丁度いいのですが、むしろ市場との兼ね合いの方が強い感じを受けます。

まあ、反面、マーケティングとやらに実に疎いモデルばかりを世に出して来たスバルが、「やっと」市場を見る目が出て来たと考えると、喜ばしい事だとも思えますよ。まあ、ポリシーを曲げてまで、客に媚を売るスバルは気持ち悪いという話もありますが、そこまでには達してないですので。

私はこんな風に考えてました。

投稿: Algernon | 2008年6月20日 (金) 18時59分

■アウトバックオーナーさん
80年代後半というとオールニューレオーネ(AA系)の頃、車歴から察するにツーリングワゴン(AL)でしょうか?
浮気した時点では、スバル以上に魅力を感じるものがあったということですね。そして再びスバルに惹きつける何かがあったと。ちょうどアウトバックオーナーさんが浮気されている頃、私はBFにぞっこんだったわけで、一概にオールドユーザーと言っても求めるものは様々なんだなぁというのが実感できました。

参考までに私の車歴も紹介しておきます。こちらをご覧ください。
スバルしか知らない上にBFに長く乗りすぎているせいか、私の視野が狭いのかもしれませんね。(^^;)

「国産車で比較できる車はない」には激しく同意です。ただ、私の場合はマイナーな好み(素ガラス)が障害になっているのが寂しいですが。それだけスバルがメジャー向けになったということは喜ぶべきことなんでしょうね。

■あるじゃさん
私もちょっと前から街で観察していますが、一部の廉価版と輸入車のベーシックモデルを除くと、新しい車はほとんど濃色ガラスという印象です。悔しいのは「輸入車」というのがメルセデスやBMWなど、安全意識が高そうな(と私が考える)メーカーなこと。「それはスバルの役目じゃないのか!?」というヘンな焦りを感じてしまいます。まぁ、ベーシックモデル=廉価版なだけかもしれませんが。

濃色ガラスが好きな方や気にならない方が乗られるのは構わないのですが、イヤだと思う人にも強制されるから苦言を呈したくもなるわけです。素ガラスも作っているんだから、せめてレスオプションを選ばせてくれと。もちろん有償でも構わないんです。納車後にガラスを交換するよりは安いでしょうから。

それだけのために走りが気に入った車を諦めるのは辛いなぁという話です。まぁ、愚痴なんですけどね。

投稿: ぶらっと | 2008年6月21日 (土) 01時07分

最近は軽でも車高の高い車が増えてきたので、前の車のリヤの濃色ガラスで前方が全く見えなくて不安になることがあります。
でも、自分のB4を見たらなるほど濃色ガラス使用(^^;
B4より座席位置の低い車が後ろに付いたら、ドライバーはわたしと同じ不安を感じるんでしょうね。

見た目のよさや流行に流されずに、安全性を真っ先に考えられるぶらっとさんは「公道で紳士たる」真のスバリストだと思います。

肝心のメーカーの方向性が、離れつつあるのが寂しいですね。
搭乗者を守る、歩行者を守る技術は進んでいるようですが、ドライバーに安全運転を意識させる部分がおろそかになってきてるってことかな。

投稿: こじゃる | 2008年6月21日 (土) 01時53分

■こじゃるさん
お褒めに預かり光栄です。っていうか、照れくさいです。(^^;)

後続車の視界をさえぎるのも困りモノですよね。B4くらいなら車体サイズもガラスの濃さもまだ良いのですが、でかいミニバンなんかに真っ黒なガラスだとトラック並みに邪魔に感じます。自分が追突されるリスクも上がると思うのですが、それよりプライバシーやファッションなんでしょうね。

メーカーも「安全意識を育てる」なんてキレイ事ばかりじゃ売れないっていう現実があるから辛いのでしょう。保安基準で認められている以上、素ガラスにしたからって安全性能の☆を増やしてくれるわけじゃなし。
まぁ、長い目で見守っていきたいと思います。

投稿: ぶらっと | 2008年6月22日 (日) 00時44分

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