チンクェチェント v.s. サブロク
最近気になってしかたがないのが新型Fiat 500(チンクェチェント)。特集雑誌まで買ってしまいました。
「ルパン三世 カリオストロの城」を観た高校生の頃、免許を取ったら乗りたい車のNo.1がFiat 500でした。(^^;)
そのチンクがビートル、ミニに続いて現代版に生まれ変わるとあっては、本国での発表当時からずっとワクワクしっぱなし。ミニの現代版も6MTの設定があったりして良いなぁと思っていたのですが、チンクは近々ABARTHの投入も予定されているとか。もう「どうしよう?(゚∀゚≡゚∀゚)」って感じです。(どうもしないですけどね。)
さて、軽自動車から撤退を決めた富士重工業ですが、ダイハツから軽自動車のOEMを受けるなんてことはやめて、代わりに「新型SUBARU 360」を作るなんてどうでしょう?
チンクもビートルも現代版に生まれ変わるにあたりRRからFFになっていますし、「Fiat 500」と言いつつも実際には1200~1400ccだったりします。それに倣って、1997年の東京モーターショーに出品した「エルテン」のデザインを発展させて、1000~1200ccくらいのFFで「SUBARU 360」として発売できれば、軽自動車撤退でグダグダになった「スバル50周年」を盛り返せるかもしれません。
理想を言えばサンバーをベースにドミンゴを作ったときのように、廃止されてしまう660ccの“クローバー4”をボアアップしたエンジンを使うとか、スバルらしく4WDも設定して欲しいところ。将来的にはハイブリッド版なんかも追加できないかなぁ...なんて夢も広がります。
現実にはそんな体力はないでしょうから、小型車のOEM供給を受けてボディを張り替えるくらいが関の山という寂しい内容になってしまうかもしれませんが。(^^;)
軽自動車撤退と引き替えにするなら、せっかくの水平対向エンジンをFRに使うという意味不明なスポーツカーよりよっぽどスバルらしいし、広い世代にアピールできると思うんだけどなぁ...。
p.s.
ここのところSUBARU BLOGの「六連星の申し子たち」で取り上げられる車種は、ずっと軽自動車が続いています。広報部の方の軽自動車への思い入れの表れではないかと勘ぐったりしています(^^;)が、もし本当にそうなら辛い立場でしょう。
「スバルは軽自動車に名車が多い」というのが真実だとは思いますが。 -オマケ-
一昨年ブダペストのオペラ座の前で撮ったチンク。旅先でスバル以外の車を撮ることは稀ですが、チンクは別格。(^-^)
(byぶらっと)
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コメント
チンクに同じRRのサンバーのエンジン、ミッションを移植したマキナというクルマが何年か前まで売っていました。個人でもやはりサンバーのエンジン、ミッションに載せ換えたものは時々webで見かけます。
ニューサブロクはいいですね。シャーシはヴィッツやパッソでボディがエルテン。なかなか楽しそうです。
投稿: 夢の助 | 2008年5月 3日 (土) 00時32分
これは!!
チンク好きのスバリストにはうってつけじゃぁないですか。知っていたら間違いなく買い換えていたでしょうね。危ないところでした。(^^;)
エルテンの写真を改めて見直すと、今でもこのままで十分Fiat 500と渡り合えると思います。このデザインを販売しなかったのは勿体無さ過ぎでしょう。
どうせならヤングSSはMTでお願いしたいところ。o(^^)o
投稿: ぶらっと | 2008年5月 4日 (日) 00時17分