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2008年5月 6日 (火)

チベット問題を考える(4)

先日の長野での聖火リレーについて、現地に行かれたチベット支援者の方がレポートを書かれていると人づてに聞き、さっそく読んでみました。
テレビで見ていると中国旗ばかりが目立ち、チベット支援者は現地に行かなかったのか疑問に思うと共に、狂気的にも見える中国人の集団に「ここは本当に日本か?」と違和感がありました。しかし実体は、チベット支持者に対して中国に負けず劣らずの弾圧を行う日本の国家権力と、中国(に気を遣う日本政府)に都合の良い情報しか配信しない日本の報道機関が作り出した姿だったわけです。

チベット支援者の方のレポートはmixiにアップされていますので、mixiのIDをお持ちの方は是非そちらをご自身でご覧いただきたいと思います。ちょっと長いですがIDがない方のために“アリ@freetibet”さんの日記を転載しておきます。

------(ここから転載)------
【世界最低の国、日本】 (2008年04月27日00:39)

4/26日を振り返ります。

早朝、善光寺へ向かった。
Mちん、Tさん、F君、Yちゃんと5人で。

町には何台もの大型バスが乗り入れ、中国人が降りてくる。
僕らがそれぞれ旗を作り、プラカードを作り、前日からカラオケボックスで寝ていたのに対し、
彼らは中国大使館から支給された巨大な旗と、チャーターバスで堂々登場した。

善光寺参拝が終わり、街中へ。
とりあえず聖火リレー出発地点へ向かった。
ここで日本とは思えない景色を目にした。

出発地点に、中国の旗を持った人は入場できるが、チベットの旗を持った人は入れない。
警察の言い分。
「危険だから」
じゃあ、何で中国人はいいんだ?
「......ご協力お願いします。」

は?
それやらせじゃん。
中国国旗しかない沿道って、警察が作ってるんじゃん。

この後TBSの取材が来た。
チベットサポーターの1人が、
「日中記者交換協定があるから映せないのか?」とアナウンサーに聞いた。
アナウンサーは「は?勝手に叫んでれば?」
と吐き捨てて消えた。

街中に行くとどこに行ってもFREETIBETと叫んでいる。
そこに中国人が押し寄せ、罵声を浴びせてくる。

交差点で中国人と僕らが入り乱れた。
突然Mちゃんが顔面を殴られた。
僕は殴った中国人のババアを捕まえて、目の前の警察に言った。
「こいつ殴ったぞ!!」
警察は何もしなかった。

ババアが俺の手を噛んだ。手から血が出た。
警察と目が合った。
警察は何もしなかった。

ババアが僕の顔面を殴ってきた。
周りのチベットーサポーターが、
「おい、警察、現行犯だろ、捕まえろよ!!!!」
と言ったのに、
警察は何もしなかった。

これが抗議活動中じゃなかったら、普通にブチ切れて乱闘になってる。
でも非暴力を貫く為、ひたすら耐えた。

Mちゃんが1日かけて一生懸命書いたプラカードを、
中国人が叩き落とした。
拾おうとするMちゃん。踏みつける中国人。
「おい、てめー何やってんだよ!」と制止に入った。
2mくらいの距離に警察がいたが、何もしなかった。


街中いたるところで抗議合戦。
救急車が来たり大騒ぎ。
僕らはひたすら抗議活動をした。

雨が降ってきた。
それでも誰も抗議を辞めなかった。
中国人がかたまってる交差点を、
Tさんと旗を振りながら渡った。
沿道の中国人は蹴りを入れてくる。
とても沿道に入れず、車道を歩いていた。
警察が来て言った。
「早く沿道に入りなさい!!」
は?今入ったらボコられるじゃん。
なんで日本人の安全を守ってくれないの?
「じゃあ、あいつらに蹴りいれるの辞めさせろよ!!」と僕は叫んだ。
警察は「ご協力お願いします」と言った。

雨の中、聖火リレーのゴール地点へ向かった。
何故か中国人とチベットサポーターに分けられた。
警察は、「後で聖火の方に誘導するから。」と言った。
嘘だった。
ゴールの公園の外の何も無いスペースにチベットサポーターは閉じ込められた。
聖火なんか、どこにもなかった。
目の前には警察が何十人も取り囲んでいた。
こんな場所じゃ、声すら届かない。
数百人のチベットサポーターは、泣きながら警察に向かって叫ぶだけだった。
国境無き記者団もこちら側に来させられていた。
代表がマスコミのインタビューに答えていた。

聖火リレーがいつ終わったのかも分からないまま、
土砂降りの中僕らは叫び続けた。
この声を、伝えることすら出来ないのかと思ったら涙が溢れてきた。
MちゃんもF君も泣いていた。
こんなのってあんまりだ。
せめて伝えて欲しいだけなのに。
この叫びを聞いていたのは目の前に並んだ警察だけだった。

チベット人の代表が弾圧の現状を訴えた。
涙が止まらなかった。
内モンゴルの代表が弾圧の現状を訴えた。
涙がとまらなかった。

伝えたい。ただ伝えたいだけなのに、国家権力によって封殺された。
悔しい。悔しい。

日本は最低な国だ。
平和だ、人権だと騒ぐ割には、
中国の圧力に負けて平気でこういう事をする。
警察を使って。

帰りに携帯でニュースを見た。
「聖火リレーは無事終了。沿道は大歓迎ムード。」
「聖火リレーで日本人5人逮捕。中国人留学生に怪我。」

僕は愕然とした。
この国のマスコミは終わったと感じた。

あの怒号は、
僕らが受けた痛みは、
彼らの悲痛な叫びは、
どこに反映されたのだろう。

警察によって意図的に中国人のみの沿道を作り、
そこをマスコミは撮影し、
中国人の暴力を黙認して、日本人を逮捕する。
これが日本のやることか?
ここは本当に日本なのか?
中国の旗を持たないと歩けない沿道って何なんだ?

この国は最低な国です。
チベット人は泣きながらありがとうと言っていたけれど、
僕は彼らに謝りたかった。
初めて日本人であることを恥じた。

帰り道、僕らは泣いた。

これが真実です。
僕は日本政府は中国以下だと思った。
弾圧にNOを言えずに、言いなりになって彼らの叫びを封殺したこの国は、もう民主主義国家ではない。

4/26日長野。
そこには言論の自由はなかった。
歩行の自由すらなかった。
中国人を除いて。

------(ここまで転載)------

これが「言論の自由」「報道の自由」を保障された日本の実態ですか。
「混乱を避けるため」なら中国人も同じように規制すべきで、チベット支援者だけを規制するのはおかしいですよね。中国へ気を遣った警備であり、意図的に操作された報道であったと言われてもしかたがないでしょう。
かねてから偏向報道など言われていますし、ネットで見ていて「これは!」と思ったニュースがテレビでも新聞でもまったく報道されないということもよくあります。もう、いっそ公式に「言論統制あります」と明言してくれた方がすっきりしますね。テレビや新聞の情報も眉に唾をつけて見なければいけないということを再認識しました。(--;)
インターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」の管理人さんが語った『嘘を嘘と見抜けないと(掲示板を使うのは)難しい』という名言がありますが、テレビや新聞のニュースにもそのスキルを要求されると言うことを日本国民はしっかり認識しておくべきです。
「チベット問題を考える」というタイトルで始めた記事ですが、外国に対して自国の主義主張を一つも言えない日本の問題を先に解決しないといけないようです。

(byぶらっと)

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コメント

産経新聞にも4/26の証言が一面に載っておりました。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080504/
plc0805042153007-n1.htm

結局のところ「長野県や県警には、官邸サイドから「万全を期すように」と強い意向が伝えられていた」ためにあのような警備になったようです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080504/
plc0805042202008-n1.htm

会社近くに国家主席が宿泊されているとのことで、警備がものすごいです。その中でも「フリーチベット」の声があがっていて心の中で応援しました。
日本国首相はこの問題に対して何処まで強く言えるか、それがこの国の自由と民主主義の未来を決めると言っても過言ではないでしょう。

投稿: 夢の助 | 2008年5月 7日 (水) 20時20分

これは酷いですね。『愛国無罪』は中国の国内だけにして欲しいものです。もっとも、既に事実上は中国の日本自治区に成り下がっているのかもしれませんが。(--;)
日中首脳会談も案の定ろくな成果は上げられない様子。「フリーチベット」の声をあげている方々のおかげで、かろうじて政府の捏造した歓迎ムードが払拭されたのが救いです。

投稿: ぶらっと | 2008年5月 8日 (木) 02時57分

私もこの記事をmixi内で読みました。以前から大陸偏重主義のマスゴミには気づいていましたが、まさか、国をあげてここまでとはとあきれ果てました。これを指示した日本の政府は、売国奴と言わずなんと言いましょう。

フリーチベット以前に、フリージャパンですね。

投稿: Algernon | 2008年5月 8日 (木) 22時40分

今回の件は、普段からマスゴミを信じていない我々でも驚く内容でしたね。怖いのは、親の世代なんかだとこの報道を鵜呑みにしてそうってこと。
本当に日本国内からなんとかしないと、他所の国の心配をしている場合ではなくなってきましたね。我々に出来ることと言えば、少しでも本当のことを広めるくらいしかありません。チベットの支援にと書き始めた記事ですが、きりがなさそうでうんざりです。(政治がらみの記事は重いので、あまり書きたくないんですよ。(^^;) )

投稿: ぶらっと | 2008年5月10日 (土) 00時12分

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