「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展
国立新美術館の「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展に行ってきました。\(≧▽≦)/ 前売りを買って「さー行くぞ!」と意気込んでいたわりにラスト1週間前ってところが自分らしい。(笑)
オランダの風景画や風俗画って好きなんですけど、「難しいなぁ~」と毎回思います。宗教画や歴史画とは違う知識がないと“好きor嫌い”以外の楽しみ方が出来ない絵だと思うわけです。例えば画中に牡蠣(=精力の元)があると男女関係を暗示とかネコにスプーンでミルクを与える子供(=愚かな行為)とか。こんなの誰か教えてくれないと分からないって。(^^; そういう難解さはあるものの、やっぱりオランダ風俗画には惹きつけられるんですよね。今回の展覧会ですが、大満足というには油彩画40点は寂しい。絵が小振りなんで、尚更そう思うのかも。まぁヤン・ステーン、ハブリエル・メツー、ヘラルト・テル・ボルフ、フェルメールなどを鑑賞できたのですから大感激なんですけど。欲を言えばライスダールやピーテル・デ・ホーホも入れて、70点くらいの展示を...。(ホントに欲張りだ。笑) 超目玉の「牛乳を注ぐ女」ですが、本当に素晴らしかったです。鮮やかに目から入って心に染み入るようで「本物を見てよかったぁ~」と心から思いました。(T-T)
さて一緒に行ったお友達の情報によると来年フェルメールの絵を5点くらい一挙に公開する展覧会があるらしいのです。早速調べてみたらありましたよ!上野の東京都美術館で8月からフェルメール展(仮)が予定されているそうです。そして資料には「絵画芸術」「ディアナとニンフたち」「小路」「ワイングラスを持つ娘」「リュートを調弦する女」「マルタとマリアの家のキリスト」といった名画が並んでいます。本当にこの6点が来るのか?今からとても楽しみです。混んでも絶対観に行くぞ!
(byふらっと)
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コメント
オランダの絵画にそんな隠された意味があったのですか?!
知らなかったです。
美大でたんだけど(苦笑)。
まあ、専攻じゃないと西洋美術は深いところにさわらないからなあ(と、逃げてみる)。
でもやっぱり原画はすごいです。写真じゃ伝わらないディテールは自分の目でみないと。
ムカシは美術館によく行ったし、ちょっと遠出のドライブも最初の頃は美術館めぐりが言い訳(誰に?)だったのだけど。
最近あまり行ってないなあ。
ドライブの理由も美術館→グルメ、温泉→とりあえず何もなくても行く に変化してきたし(笑)。
投稿: MICCHAN | 2007年12月12日 (水) 10時56分
行かなくなるとパッタリなんだけど、行き始めるとチョクチョク・・・が美術館かも。(^-^) いいですよね~原画は!
今はプラド美術館やウフィツィ美術館に行ってみたいという野望を秘めています。車では行けないのが悲しいけど。(笑)
投稿: ふらっと | 2007年12月12日 (水) 20時39分