« 伝統絵画で目からウロコ | トップページ | これぞ目の保養! »

2007年1月11日 (木)

本物が観たくなる

同じ本のネタで3日も引っ張るのはいかがなものか・・・と思いつつ、今日も絵画話です。
絵の見方の一つにアトリビュート(持物・象徴物)というのがあります。描かれた人物が持っている物やそばにある物で、それが誰であるかを特定できるというものです。これは絵画に限らず、仏像などにもありますね。比較的簡単な見分け方で、絵の主題が物語画(ギリシャ神話など)だと馴染みもあって分かりやすいです。例えば、ヘラは孔雀、アテナは武具、アフロディテは白鳥やバラや林檎などなど。まぁ~物語が分からなければ、アトリビュートが分かっても場面を理解できないので意味が無いんですけどね。(汗)
しかしもっと難しいのは宗教画と寓意画です。キリスト教徒ではないので聖書に馴染みもありませんし。寓意画なんて形の無い概念を擬人化しますから、もうお手上げって感じです。昨年、ウィーンの美術史博物館で見たルーベンスの1枚の絵はとても印象的でしたが、まったく意味が分かりませんでした。カップルが4組いて、その手前に虎とワニがにらみ合ってる・・・なに、これ?題名が『四大陸』と分かれば予想できたかもしれませんが、日本語の説明は無かったし。それがこの本の中で寓意画の一般的な主題「四季、四大元素、四大陸」で説明されてました。なるほど男女1組ずつがヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカを現し、ワニ(アフリカ)と虎(アジア)はアトリビュートだったのか。これが説明されただけでも読んだ甲斐がありました。(^^;
Rubens
そういえば美術史博物館で買ってきた画集にこの絵があったっけ・・・と開いてみると。なんとこの絵の写真が裏焼きされてますぅ~。ついでながら面白い発見をしてしまいました。(笑)こうして絵の意味が分かってみると、もう一度本物を観に行きたくなりますね。(^^;

(byふらっと)

|

« 伝統絵画で目からウロコ | トップページ | これぞ目の保養! »

コメント

ふらっと☆ぶらっとたちが、武具を説明したかったの♪


投稿: BlogPetのバステト | 2007年1月12日 (金) 14時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139095/13445366

この記事へのトラックバック一覧です: 本物が観たくなる:

« 伝統絵画で目からウロコ | トップページ | これぞ目の保養! »