メンテナンスは終了したけど
メンテナンスが終了しました。大方の予想通り、16:00では終わらず延長されていました。さすが、ココログ・クオリティー!毎度なので驚きません。っていうか、今までが酷すぎだったので、この程度の延長で済めばよく出来たではないかと褒めたい気持ちにもなります。「予想通り」というより、もう「予定通り」という感じだったので、当日分の更新は2:00のメンテ前に済ませておきましたし。
ただ、諦めの感覚とは別に、納得いかない点は沢山あります。まずは「何度トラブルを繰り返せば学習するのか」ということ。いつもいつも『本来影響が出ないと想定していた箇所で不具合が発生しました。』という結果になりますが、自社のシステムを把握できていないようですね。前回のトラブル時に問い合わせたところ、『ココログのメンテナンスにつきましては、担当部署にて事前にテストを行った上で実施させていただいております。しかしながら、テスト時には発生しなかった問題が、メンテナンス後に生じ、その結果、障害が発生する状況となっております。』という回答をいただきました。つまり、十分なテストケース・リハーサルシナリオが設定できていないということでしょう。システム屋さんとしては同じトラブルを2回起こすというのは、かなり恥ずかしいことだと思うのですが、その上テストケース漏れとはお粗末な限りです。
また、有償のベーシックコースに強制的に表示している広告まがいの「ココログからのお知らせ」が、肝心なときに機能していません。@nifty曰く『「お知らせココログ」の表示は、障害内容により閲覧者がトラックバックやコメント投稿できないケースも発生するため、ブログを閲覧している方々にも障害情報をはじめとしたココログのお知らせを知っていただくためとなっております。』とのことですが、メンテナンスが延長になっても表示は『2006年6月8日(木)02:00-16:00』のまま。「【特設】ココログレスポンス問題お知らせブログ」という、知っている人しか見ないような裏ページで、こっそりと『20:00まで延長』と書かれていました。で、19:00過ぎにやっと『メンテナンスは18:24に終了しました。』と更新されました。アクセスできない状態をお知らせするはずなのに、いつも『~でした』と過去形なんですよね。リアルタイムで出せないお知らせなら、やはり「強制広告」と解釈ざるを得ません。
そして、ココログがトラブルを起こす都度、コメントやトラックバックで多くの貴重な意見が寄せられているのですが、これがまったく活かされていない。文句を言ってくれるのは良いユーザーです。改善を期待しないユーザーは文句を言う労力などかけずに、黙って離れていくだけですから。まぁ、きついばかりの罵声もあるようですが、それもこれも“生の声”。こんなに気軽に直接お客様の声が聞けるなんて、客商売としてはうらやましいくらい。@niftyさんもせっかくのユーザーの声を真摯に受け止めていただきたいものです。
トラックバック先:6月8日(木)のメンテナンスは18:24に終了しました。(【特設】ココログレスポンス問題お知らせブログ)
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コメント
こんにちは、初めまして
いつまで、懲りないんでしょうね。
毎度同じことの繰り返しで、未だに3月29日からのメンテを
引きずっているココログ。
どれだけ、ユーザーの気持ちを届けようとTBしても、
心に響かないようです。
ココログの名が泣きますね。
初めは由来を聞いてなんと良いネーミングだろうと思っていたのに。
これだけ、『へのカッパ』 を貫かれたんじゃあね。
もう何も言う事がなくなってしまいます。
TBしますね。
投稿: まるこ姫 | 2006年6月10日 (土) 09時01分
まるこ姫さん、コメント&トラックバックありがとうございます。
多数のユーザーからのトラックバックが少しは功を奏してきたのか、トラブル時の対応は少しずつ改善されてきた気もします。(すげー消極的な認め方だ...(^^;) ) 「そもそもメンテの度にトラブルを起こすな」っていうことがなかなか伝わらないのは困ったことですが。
自分たちのビジネスを最優先で考えるのではなく、ユーザーが本当に求めていることを正しく理解し、期待に応えることでビジネスを伸ばすというように気持ちを切り替えてほしいです。
投稿: ぶらっと | 2006年6月11日 (日) 00時10分