試写会『蝉しぐれ』
今年2回目の試写会に行ってきました。10/1から全国ロードショーの『蝉しぐれ』です。劇場で予告を見て、ちょっと興味が出たところだったのでラッキーです。一人で行くのもなんなので、母を誘っての鑑賞です。
主人公・文四郎がまだ15才の頃、日常の中で初恋があり別れがあり、それらを移りゆく四季の中受け止めて成長していく姿がジワ~っと心に浸みます。父(緒方拳)との別れのシーンでは、もう涙ボロボロです。緒方拳がうまいんだもの。参ったよ。また子供時代の文四郎が良かった。青年になって市川染五郎に変わったとき、ちょっと違和感すら感じました。まぁ~2人の幼なじみが今田耕司とふかわりょうになったことに比べるといい方ですけど。藩の派閥抗争の中、初恋のおふくを助ける所はまー普通です。殺陣のシーンはなかなか見所ではありますが。そして最後・・・は黙っておきましょう。ただ切なくてやっぱり泣けました。『どうすれば良かったのか』『どうすることも出来なかった』『しかし後悔の気持ちがある』そんな誰でも覚えのある痛みが、たまらないんだと思います。
・・・とジーンとしている横で母が一言。「ホント風景は良かったね」
えーーー感動なしですか?泣いてた私はなにさ!まーいいけどね。人それぞれだし。
そしてその後。
母「ルパンって映画見たいのよ」
私「へへ、明日友達と見に行くの」
母「じゃーあんたの感想聞いてからにしよう」
私「それは役に立たないのでは・・・」
っつーことで、明日は「ルパン」を見に行きます。Blogもまたまた感想になります。うわー、予告しちゃったよ。(笑)
(byふらっと)
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コメント
初めまして!
私も『蝉しぐれ』観ました。
文四郎役の石田君、良かったですね。
投稿: hibiki | 2005年9月27日 (火) 21時52分
hibikiさん、いらっしゃいませ!
お互い一足先に『蝉しぐれ』を堪能しちゃいましたね。
本当に子供時代の素朴で真っ直ぐな2人が良かったですね。あの頃のままでいられたら・・・なんて思って切なくなりました。
投稿: ふらっと | 2005年9月27日 (火) 23時05分